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11月6日(水)、多機能素材製造技術や高度な印刷技術などで有名な株式会社タイカ(本社:東京都港区)のカンボジア工場となるTaica (Cambodia) Corporationの竣工式が行われました。当地ではまず、スポーツシューズに使われる衝撃吸収材の製造から開始され、その後多機能素材の製造に拡大されるご計画です。
竣工式には、ソク・チェンダ・ソピア首相府付大臣兼カンボジア開発評議会事務局長、隈丸優次駐カンボジア日本国特命全権大使をはじめとするカンボジアおよび日本の官民の要人、関係者、同社経営幹部やワーカーの皆さんの出席の下に行われました。上の写真はオープニングテープカットの様子です。
ソク・チェンダ閣下がご挨拶の中で、同社のカンボジア進出を同国にとって全くの新規産業(同社が製造予定の「衝撃吸収材」に当たるクメール語がまだないほど新しい、とのことでした)の出現となることを高く評価され、今後のカンボジアと日本の一層の経済交流の象徴となって欲しいとの大きな期待を表明されました。ご挨拶の最後に、同社のワーカーの方々に対して「品質、仕事への姿勢、モラルなどを日本の企業からしっかり学んで欲しい。皆さんの頑張りが日本のカンボジアに対する評価となり、今後一層、日本からの投資が増えるかどうかの試金石となる」との激励がありました。ともすれば目先の仕事にいまだに忙殺されがちな筆者にとって、自らの職責の重大さを改めて認識した次第です。
式は日本人会有志による和太鼓のサプライズパフォーマンスで締めくくられました。
最後に工場見学が行われました。上の写真は、約70名のワーカーの皆さんが本格操業に向けてまっさらな工場で熱心に研修されている様子です。
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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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