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カンボジアは先週、水祭りと呼ばれる伝統行事のボートレースで連休でした。その間に、フィリピンに行く機会が会ったので、工業団地の視察に行ってきました。画像は、ラグナ・テクノパークというマニラから南に1時間あまり走ったところにある地元スペイン系アヤラ財閥と三菱商事が開発運営しているフィリピン屈指の工業団地です。
実は私自身、以前勤めていた建設会社の仕事で、1994年から99年まで、事務職としてこの工業団地に入居した企業の工場建設に関わっていました。約10年ぶりに訪れたのですが、もはや成熟した工業団地の様子で、日本企業を始めとする様々な工場が稼動しています。私がいた頃は、当然ですが工場着工前の更地から始まるので、「茶色」のイメージが強かったのですが、今や樹木も大きく成長し(熱帯植物は成長ホントに早いんですね!)、緑豊かな空間が広がっており、工業団地とは思えない整然とした雰囲気に変貌していました。
さらには、近隣に住宅地区や日本料理店を含めた商業施設、学校等もかなり充実しており、ここで外国人でも充分生活が完結できるほどの、発展ぶりです。
三菱商事のこの事業を立ち上げられた方からいただいた回顧録の中で、次のようにご自身の経験を振り返られています。
「マニラ市内から車で一時間程度南下した数千ヘクタールに及ぶさとうきび畑の真っ只中に連れて行かれた時には、『こんな何もないところが工業団地になるのか?』という率直な印象を持ったが、・・・・・開所式から17年後の現在、百二十社を超える企業の製造工場が立ち並び、八万人の雇用を創出、またその影響で、周辺には他の大工場群や、ショッピングセンター、高級住宅街まで造成されると言う、一大開発地帯に変貌、フィリピンの総輸出の約二十%がこの工業団地に入居する企業のものと言う発展を遂げている。さとうきび畑以外全く何もなかった昔を知る私にとって、この変貌振りは『驚嘆』と『感慨』以外の何ものでもない。」
PPSEZの開発に携わるようになって以来ずっと、このラグナ・テクノパークが私自身の中では、一つのモデルとして生き続けており、今回の視察を通して、さらにその思いが強まりました。
PPSEZは、カンボジアのラグナテクノ・パークになれるよう、努力を続けていきます。
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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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