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PPSEZは、今年さらに次なるステージに向かうために、次のことを重点課題として、取り組んで行きたいと考えています。ユニクロの柳井正会長が言われている通り、「成功は一日で捨て去れ」です。昨年までの結果は、全て過去のモノです。
1.労務管理支援の強化
PPSEZでは、現在30以上の工場が稼働していますが、昨年は労働争議めいたいことも何回か発生しました。このいざこざには、ある一定のパターンがあると理解しており、これを未然に防ぐ対策を強化していきます。
2.セキュリティの強化
1.と関連していますが、30以上の工場に、1万人以上のスタッフと工員が常時働いています。これだけの人数になると、もはやちょっとした街ですので、窃盗等の犯罪や交通事故が発生し始めました。民間のセキュリティ会社だけでなく、地元の警察やカンボジア政府当局とも連携し、皆がより安心して働ける場所にしていきます。
3.レンタル工場の建設
最近、お問い合わせが増えている中小企業の皆様に、安心して入居いただけるレンタル工場を増やして行きます。今まで生産拠点をおいていた国で、年々厳しい状況になってきて、意を決して進出してきた国で、つまづくことがあってはなりません。PPSEZは、中小企業の皆様のカンボジアへの進出のインキュベーターのような役割を担っていければ、と考えています。
話しはずれますが、最近日本に戻る時に、大韓空港で仁川空港経由をよく使います。早く直行便が飛んでほしいと思いますが、それはおいといて、仁川空港内で時間をつぶしている時に、「More than an Airport, Beyond Expectation」と書かれた看板が目にとまりました。これなかなか良いモットーだと思います。PPSEZに当てはめると「More than an Industrial Park, Beyond Expectation」でしょうか。PPSEZは単なる工業団地ではなく、お客様の期待以上のサービスを提供していけるよう、さらに努力していきたいと考えています。
1.労務管理支援の強化
PPSEZでは、現在30以上の工場が稼働していますが、昨年は労働争議めいたいことも何回か発生しました。このいざこざには、ある一定のパターンがあると理解しており、これを未然に防ぐ対策を強化していきます。
2.セキュリティの強化
1.と関連していますが、30以上の工場に、1万人以上のスタッフと工員が常時働いています。これだけの人数になると、もはやちょっとした街ですので、窃盗等の犯罪や交通事故が発生し始めました。民間のセキュリティ会社だけでなく、地元の警察やカンボジア政府当局とも連携し、皆がより安心して働ける場所にしていきます。
3.レンタル工場の建設
最近、お問い合わせが増えている中小企業の皆様に、安心して入居いただけるレンタル工場を増やして行きます。今まで生産拠点をおいていた国で、年々厳しい状況になってきて、意を決して進出してきた国で、つまづくことがあってはなりません。PPSEZは、中小企業の皆様のカンボジアへの進出のインキュベーターのような役割を担っていければ、と考えています。
話しはずれますが、最近日本に戻る時に、大韓空港で仁川空港経由をよく使います。早く直行便が飛んでほしいと思いますが、それはおいといて、仁川空港内で時間をつぶしている時に、「More than an Airport, Beyond Expectation」と書かれた看板が目にとまりました。これなかなか良いモットーだと思います。PPSEZに当てはめると「More than an Industrial Park, Beyond Expectation」でしょうか。PPSEZは単なる工業団地ではなく、お客様の期待以上のサービスを提供していけるよう、さらに努力していきたいと考えています。
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新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
大晦日を人里離れた場所で過ごそうと思い立ち、画像のような自然豊かな風景の村を訪ねました。ネットで見つけて、以前から気になっていた「The Vine Retreat(http://www.thevineretreat.com/)」というゲストハウスで、ケップ州にあります。カンボジアは昔から胡椒の産地として有名ですが、ここでも有機栽培で胡椒を自家栽培しています。
ランチで食べたチャーハンには、摘みたての胡椒がまるごと入っていました。カンボジアではよくある調理法です。これ、がぶっとかじれるのですが、その香りとピリッとくる辛さから、日本の山椒みたいな役目だと思います。
このゲストハウスから、舗装されていない道をひたすら、「途中でエンストしたらヤバいな。」と思いつつ、30分ほど「奥の細道」がごとく進んでいくと、そこには芭蕉なら俳句にしたであろう風光明媚な世界が広がりました。人間、時にはこうした自然に身をおくことが必要だと思います。
こうして新たに迎える年への英気を養ったのでした。
でも、さすがSIMカードが人口より多く(2千万枚近く)発行されている国だけあって、携帯電話のアンテナはこんな人里離れた場所でも、しっかり4本立っていたし、上記のゲストハウスもしっかりWIFIがつながりました。カンボジアの通信事情は、下手したら日本より便利かもしれない、と思ったのでした。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
大晦日を人里離れた場所で過ごそうと思い立ち、画像のような自然豊かな風景の村を訪ねました。ネットで見つけて、以前から気になっていた「The Vine Retreat(http://www.thevineretreat.com/)」というゲストハウスで、ケップ州にあります。カンボジアは昔から胡椒の産地として有名ですが、ここでも有機栽培で胡椒を自家栽培しています。
ランチで食べたチャーハンには、摘みたての胡椒がまるごと入っていました。カンボジアではよくある調理法です。これ、がぶっとかじれるのですが、その香りとピリッとくる辛さから、日本の山椒みたいな役目だと思います。
このゲストハウスから、舗装されていない道をひたすら、「途中でエンストしたらヤバいな。」と思いつつ、30分ほど「奥の細道」がごとく進んでいくと、そこには芭蕉なら俳句にしたであろう風光明媚な世界が広がりました。人間、時にはこうした自然に身をおくことが必要だと思います。
こうして新たに迎える年への英気を養ったのでした。
でも、さすがSIMカードが人口より多く(2千万枚近く)発行されている国だけあって、携帯電話のアンテナはこんな人里離れた場所でも、しっかり4本立っていたし、上記のゲストハウスもしっかりWIFIがつながりました。カンボジアの通信事情は、下手したら日本より便利かもしれない、と思ったのでした。
昨年末に、今年のPPSEZの誘致活動の目標を次の通りあげました。これをもとに今年を振り返ってみたいと思います。
1.カメラ、プリンター、家電等のセットメーカーの誘致
残念ながら今年は実現出来ませんでした。電気代の高さと、工員のクオリティが主な原因だと思われます。これらのセットメーカーの追加投資先は、幾つかのプリンターメーカーの動向を見ていると、フィリピンに軍配が上がったように思います。長年「アセアンの劣等生」と揶揄されてきたフィリピンもアキノ政権になり、昨年から日系企業の投資先として見直されてきた感があります。カンボジア政府は、フィリピン経済区庁(PEZA)をもっと見習うべきでしょう。
2.自動車産業を核とする部品産業の誘致
5月にスミ・カンボジア社(住友電装)が工場操業を開始し、6月には愛知県安城市に本社を持つ丸三金属が進出を決定(http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/224/)、今月12月には愛知県豊田市に本社を持つワイヤーハーネス製造会社が進出を決定しました。自動車部品産業のカンボジアへの進出は、今後さらなる展開が期待出来ると思います。
3.食品加工産業の誘致
現在PPSEZには、味の素、Liwayway社(フィリピンのスナック菓子メーカー)の2社が操業をしています。また人間が食べるものではありませんが、家畜飼料を生産する中国系大手資本の新希望集団、さらに今年はタイの食品加工大手のBETAGRO社が、やはり家畜飼料生産のため、カンボジアでの工場建設を決定しました。(http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/216/)いずれも国内市場向けの工場です。カンボジアは人口1千4百万人と小さい国ですが、市場が確実に伸びていく国です。これからも国内生産に踏み切る食品加工関係の会社が増えていってほしいと思っています。
4.付加価値のより高い縫製、製靴産業の誘致
長年中国で生産活動を続けてきた縫製関係の工場が、カンボジアにもシフト始めてきています。7月からは岐阜の婦人服メーカーが生産開始を始め、続いて学童用品縫製、女性用下着縫製工場等が進出を決定しました。この流れは、来年も続くものと予想しています。
5.欧米先進諸国からの製造業の誘致
これは何と言っても、ニューヨークに本店を持つ高級ブランド「ティファニー」の子会社で、ダイアモンド加工を専門に行う会社が、進出を決めたことにつきます。このアメリカ資本の会社の進出は、PPSEZだけでなくカンボジアが、欧米先進諸国からも投資対象国として見なされ始めたことを意味すると思います。実際、この後、欧米系の会社数社から進出検討の打診が来ており、来年は、さらに1社、2社と誘致に努めたいと考えています。
一方、今年の目標に設定されていなかったカンボジアでは今までありえなかった産業が進出を決定しました。1社目は、ピンや針を生産する会社です。メッキ加工を伴います。2社目は、ロストワックスという製法で自動車工場の生産ラインで使われる治具を生産する会社です。いわゆる鋳造です。3社目は、眼鏡部品を生産する会社です。こちらもメッキ加工を伴います。これらの産業は、必ずしも労働集約型とは言い切れない、「加工」を必要とする生産品目です。それぞれ生産品目は別々ですが、共通している点は、いずれも地方の中小企業で、社長の強い意思決定力で、カンボジアへの進出を決められたことです。大袈裟かもしれませんが、このような開拓者精神をもった中小企業が、カンボジアの工業化の礎をつくることになるかもしれません。
今年1年、様々な方々に御支援いただき、PPSEZは大きく前進出来た年になったと思います。また、個人的にも今までの人生の中で、もっとも密度の濃かった1年と言っても言い過ぎではありません。来年は、さらに次なるステージを目指して、邁進して行きたいと考えていますので、引き続きご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
1.カメラ、プリンター、家電等のセットメーカーの誘致
残念ながら今年は実現出来ませんでした。電気代の高さと、工員のクオリティが主な原因だと思われます。これらのセットメーカーの追加投資先は、幾つかのプリンターメーカーの動向を見ていると、フィリピンに軍配が上がったように思います。長年「アセアンの劣等生」と揶揄されてきたフィリピンもアキノ政権になり、昨年から日系企業の投資先として見直されてきた感があります。カンボジア政府は、フィリピン経済区庁(PEZA)をもっと見習うべきでしょう。
2.自動車産業を核とする部品産業の誘致
5月にスミ・カンボジア社(住友電装)が工場操業を開始し、6月には愛知県安城市に本社を持つ丸三金属が進出を決定(http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/224/)、今月12月には愛知県豊田市に本社を持つワイヤーハーネス製造会社が進出を決定しました。自動車部品産業のカンボジアへの進出は、今後さらなる展開が期待出来ると思います。
3.食品加工産業の誘致
現在PPSEZには、味の素、Liwayway社(フィリピンのスナック菓子メーカー)の2社が操業をしています。また人間が食べるものではありませんが、家畜飼料を生産する中国系大手資本の新希望集団、さらに今年はタイの食品加工大手のBETAGRO社が、やはり家畜飼料生産のため、カンボジアでの工場建設を決定しました。(http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/216/)いずれも国内市場向けの工場です。カンボジアは人口1千4百万人と小さい国ですが、市場が確実に伸びていく国です。これからも国内生産に踏み切る食品加工関係の会社が増えていってほしいと思っています。
4.付加価値のより高い縫製、製靴産業の誘致
長年中国で生産活動を続けてきた縫製関係の工場が、カンボジアにもシフト始めてきています。7月からは岐阜の婦人服メーカーが生産開始を始め、続いて学童用品縫製、女性用下着縫製工場等が進出を決定しました。この流れは、来年も続くものと予想しています。
5.欧米先進諸国からの製造業の誘致
これは何と言っても、ニューヨークに本店を持つ高級ブランド「ティファニー」の子会社で、ダイアモンド加工を専門に行う会社が、進出を決めたことにつきます。このアメリカ資本の会社の進出は、PPSEZだけでなくカンボジアが、欧米先進諸国からも投資対象国として見なされ始めたことを意味すると思います。実際、この後、欧米系の会社数社から進出検討の打診が来ており、来年は、さらに1社、2社と誘致に努めたいと考えています。
一方、今年の目標に設定されていなかったカンボジアでは今までありえなかった産業が進出を決定しました。1社目は、ピンや針を生産する会社です。メッキ加工を伴います。2社目は、ロストワックスという製法で自動車工場の生産ラインで使われる治具を生産する会社です。いわゆる鋳造です。3社目は、眼鏡部品を生産する会社です。こちらもメッキ加工を伴います。これらの産業は、必ずしも労働集約型とは言い切れない、「加工」を必要とする生産品目です。それぞれ生産品目は別々ですが、共通している点は、いずれも地方の中小企業で、社長の強い意思決定力で、カンボジアへの進出を決められたことです。大袈裟かもしれませんが、このような開拓者精神をもった中小企業が、カンボジアの工業化の礎をつくることになるかもしれません。
今年1年、様々な方々に御支援いただき、PPSEZは大きく前進出来た年になったと思います。また、個人的にも今までの人生の中で、もっとも密度の濃かった1年と言っても言い過ぎではありません。来年は、さらに次なるステージを目指して、邁進して行きたいと考えていますので、引き続きご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
またもや、しばらくブログの更新を怠っていましたが、早くも年末を迎えてしまいました。
昨年末の記事を振り返ってみると、「今年は、カンボジアに日系企業の進出が飛躍的に増えた年でした。」(http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/206/)と書きましたが、2012年はそれに拍車をかけて、カンボジアに日系企業の進出が加速的に進んだ年になったと言えます。
PPSEZにも、今年は毎日と言っていい程、数多くの方々にご来訪いただき、正直ブログを落ち着いて書いている気分になれないほど、慌ただしい日々でした。さらに今年はカンボジアがアセアン・サミットの議長国だったこともあり、幾多のマスメディアにも取り上げていただきました。ちょっと自慢めいていますが、自分の記念のためにも、次にリストアップしてみました。
ザ・ウォール・ストリート・ジャーナル アジア版(5月10日付)
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304203604577395600458028114.html
(全文を読むには購読が必要です)
日経ビジネスDigital(7月30日付)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120727/235039/?ST=pc
NHKワールド(9月21日初回放送)
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/asiainsight/index.html
朝日新聞朝刊(9月25日付)
http://www.asahi.com/business/intro/TKY201209240646.html
(全文を読むには購読が必要です)
ロイター(11月6日付)
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPTK827269920121109
http://www.reuters.com/article/2012/11/05/japan-southeastasia-idUSL1E8LV1BW20121105
1年間で、これだけのそうそうたるマスメディアに取り上げていただくなんて、去年までの私の人生ではあり得なかったわけで、それだけカンボジアの経済発展が世界中から注目を浴びた年だったと言えるのでしょう。
そう言えば、11月後半にかのCNNも美人キャスター自ら取材に来ましたが、その後報道されたかどうかは、定かではありません。
美人キャスターには、対抗してPPSEZの美人スタッフに応対してもらいました。
つづく
昨年末の記事を振り返ってみると、「今年は、カンボジアに日系企業の進出が飛躍的に増えた年でした。」(http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/206/)と書きましたが、2012年はそれに拍車をかけて、カンボジアに日系企業の進出が加速的に進んだ年になったと言えます。
PPSEZにも、今年は毎日と言っていい程、数多くの方々にご来訪いただき、正直ブログを落ち着いて書いている気分になれないほど、慌ただしい日々でした。さらに今年はカンボジアがアセアン・サミットの議長国だったこともあり、幾多のマスメディアにも取り上げていただきました。ちょっと自慢めいていますが、自分の記念のためにも、次にリストアップしてみました。
ザ・ウォール・ストリート・ジャーナル アジア版(5月10日付)
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304203604577395600458028114.html
(全文を読むには購読が必要です)
日経ビジネスDigital(7月30日付)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20120727/235039/?ST=pc
NHKワールド(9月21日初回放送)
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/asiainsight/index.html
朝日新聞朝刊(9月25日付)
http://www.asahi.com/business/intro/TKY201209240646.html
(全文を読むには購読が必要です)
ロイター(11月6日付)
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPTK827269920121109
http://www.reuters.com/article/2012/11/05/japan-southeastasia-idUSL1E8LV1BW20121105
1年間で、これだけのそうそうたるマスメディアに取り上げていただくなんて、去年までの私の人生ではあり得なかったわけで、それだけカンボジアの経済発展が世界中から注目を浴びた年だったと言えるのでしょう。
そう言えば、11月後半にかのCNNも美人キャスター自ら取材に来ましたが、その後報道されたかどうかは、定かではありません。
美人キャスターには、対抗してPPSEZの美人スタッフに応対してもらいました。
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HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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