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カンボジアへの進出を検討する際、労働力の質や生産性は大きな課題です。現状、ベトナムと比較するとまだまだ改善が必要です。この課題に取り組むために、職業訓練学校との連携を進めています。今回、訪問したドン・ボスコ技術訓練学校は、カソリック教会が運営するより実践的なトレーニングを行う学校です。ただ技術だけではなく、キリスト教精神に基づいた道徳教育にも熱心ということです。PPSEZでもエンジニア2名、会計担当1名をこの学校の卒業生を採用していますが、みな向上心が高く真面目に仕事に取り組むスタッフです。

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プノンペン北部郊外にあり、広々としたキャンパスで、学業に専念するためには最適の環境です。

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電気課は、配線の勉強をしていました。機械課に行くと工作機械で金属加工をしていました。また、コンピューター教室では、ウェブデザインを勉強しており、ホームページのデザインやカタログづくりの仕事を外から受注し、売り上げを学校運営の一部に充てているとのことです。その他、自動車課、溶接課、印刷課などがありました。プノンペンだけでも他2校分校があり、会計、秘書、ホテルサービスなどを教えています。

案内をしてくれたフィリピン人神父(Father Roel Soto)の校長先生は、7ヶ月前に志願してカンボジアに赴任したばかりで、以前はフィリピンのラグナ州サンタ・ロサで同様の技術訓練学校に奉仕されていたとのことです。サンタ・ロサにはアヤラ財閥と三菱商事が運営するフィリピン有数の工業団地ラグナ・テクノパークがあり、卒業生の多くを入居する工場に送り出していたそうです。
「まさにそのコンセプトで、将来PPSEZにも職業訓練学校を建てたいので、その際はぜひ協力してほしい。」とお願いしておきました。5年くらいのスパンで、現在構想を練っているところです。

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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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