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このブログの更新をおろそかにし、昨年後半から準備を進めていましたが、PPSEZは今年からラオスに進出します。場所は、メコン地域の北部東西回廊の要衝、サバナケットです。現在、ラオス政府と現地デベロッパーとの間で、合弁契約書の内容を詰めており、来月5月には調印出来る運びです。PPSEZは、まずは20%を出資します。
カンボジアでSEZを開発運営してきて、一番頭を悩ましてきたのは電力事業です。一方、ラオスの最大の強みはメコン地域でもっとも安い電力コストです。PPSEZは、不断の経営努力とカンボジア電力公社のご厚意により、乾季の1年で一番暑いこの時期、電力不足が深刻化し、停電が頻発しているプノンペン市内の現状でも、ほとんど停電のない電力供給を維持しています。しかし、電力コストは相変わらず高く推移し、また電力事業は経営上の負担になっている状況には変わりありません。
この間、日系大手カメラメーカー、ニコンを始め、フランスの大手レンズメーカー、エシロール、日系大手自動車部品メーカー、トヨタ紡織の3社は、カンボジアとの比較検討の末、サバナケットへの進出を決めました。大きな理由は、ラオスの、カンボジアと比べ3分の1ほどの安い豊富な電力です。

PPSEZは、ラオスのSEZを手がけることで、カンボジアと相互補完関係を構築することを目指します。労働集約型産業はPPSEZへ、「電力集約」型産業はラオスSEZへ、という新たな選択肢を製造業の皆様にご提供差し上げることを目指します。

私自身は、ラオスSEZの立ち上げのため、5月から月の半分ほどをサバナケットにシフトしていくつもりですが、かといって、PPSEZ事業をおろそかにすることはけっしてありません。今年1月から私を含めて日本人3名体制にし、そのうち1人はカンボジアを始め海外経験豊富な土木技師(吉田憲一)で、ハードとソフトの両面から、日系企業の進出を引き続きサポートさせていただきます。

また、これを機会に2009年1月からコツコツ続けてきましたこのブログを、もう1人の日本人スタッフ、貞谷季規に引き継ぐことにしました。今までご愛読いただいた方々、本当に有り難うございました。これからは、貞谷が私とは一味違った趣向で、情報発信していきますので、引き続きご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。
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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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