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カンボジアへの進出を検討する際、労働力の質や生産性は大きな課題です。現状、ベトナムと比較するとまだまだ改善が必要です。この課題に取り組むために、職業訓練学校との連携を進めています。今回、訪問したドン・ボスコ技術訓練学校は、カソリック教会が運営するより実践的なトレーニングを行う学校です。ただ技術だけではなく、キリスト教精神に基づいた道徳教育にも熱心ということです。PPSEZでもエンジニア2名、会計担当1名をこの学校の卒業生を採用していますが、みな向上心が高く真面目に仕事に取り組むスタッフです。
プノンペン北部郊外にあり、広々としたキャンパスで、学業に専念するためには最適の環境です。
電気課は、配線の勉強をしていました。機械課に行くと工作機械で金属加工をしていました。また、コンピューター教室では、ウェブデザインを勉強しており、ホームページのデザインやカタログづくりの仕事を外から受注し、売り上げを学校運営の一部に充てているとのことです。その他、自動車課、溶接課、印刷課などがありました。プノンペンだけでも他2校分校があり、会計、秘書、ホテルサービスなどを教えています。
案内をしてくれたフィリピン人神父(Father Roel Soto)の校長先生は、7ヶ月前に志願してカンボジアに赴任したばかりで、以前はフィリピンのラグナ州サンタ・ロサで同様の技術訓練学校に奉仕されていたとのことです。サンタ・ロサにはアヤラ財閥と三菱商事が運営するフィリピン有数の工業団地ラグナ・テクノパークがあり、卒業生の多くを入居する工場に送り出していたそうです。
「まさにそのコンセプトで、将来PPSEZにも職業訓練学校を建てたいので、その際はぜひ協力してほしい。」とお願いしておきました。5年くらいのスパンで、現在構想を練っているところです。
5月31日(日)にプノンペン文化センターで、カンボジア台湾商会の年次総会があり、PPSEZを始め経済特区の紹介をしてほしいということで、呼ばれてきました。ホーチミンから台湾企業の投資視察団30数名が来ており、いっしょに総会に参加していました。マンハッタン経済特区の台湾人社長、Mr. Larry Kao(高哲雄氏)の通訳で、簡単に経済特区の現状をスピーチしました。
画像のように、見るからに台湾ビジネス界の集まりという色使いと装飾の舞台が用意されており、「団結合作 開拓商機」のスローガンを掲げ、台湾企業のバイタリティを感じ取ることが出来ました。現在、カンボジアには200社余りの加盟企業があるとのことです。
総会の後はみんなで乾杯し、その後はカラオケ、ダンス大会となりました。高さんいわく、「台湾人は日本からカラオケとか文化を取り入れて、それを大げさにするのが好きなんだ。」そうです。確かに子どももまじってカラオケに興じる姿は、あまり日本では見られないかもしれません。
総じて、台湾の人たちは親日的なので、日本企業も彼らの進出と連動しならが、ビジネスチャンスを広げていけないか、と思案しているところです。
5月28日(木)にマレーシアのパブリック銀行のカンボジア法人、カンボジアン・パブリック銀行のPPSEZ支店がオープンしました。国道4号線に面している商業ビルにオフィスをかまえ、PPSEZ内だけでなく、近隣の顧客も開拓していくとのことです。
最近もインドの銀行やヴェトナムの銀行も新たにカンボジアに進出してきており、国内での熾烈な陣取り合戦が繰り広げられています。カンボジアン・パブリック銀行がPPSEZの銀行第一号ですが、他の銀行も誘致し、入居企業の利便性を高めて行きたいと考えています。
カンボジアン・パブリック銀行については次のウェブサイトをご参照下さい。
http://www.campubank.com.kh
確かに石を積み上げて作ったアンコールワットも、800年たった今でも残っているので、地震は本当に無いのだと納得します。
シハモニ国王の誕生日で連休だったので、アンコールワットに行ってきました。プノンペンからアンコール王朝の遺跡群があるシェムリアップまで約310km、プロペラ飛行機で45分程、バスだと国道6号線をひたすら走り、6時間程で行けます。
世界経済危機とオフシーズンの影響だと思いますが、以前行った時とくらべて、シェムリアップの街中もひっそりとした感じで、あまり活気がありませんでした。その分、アンコールワットもそれほど混雑しておらず、ゆっくりと堪能出来ました。
プノンペンで生活していると、街中で日本人に遭遇することはめったにありません。よく「韓国人か?」と聞かれ、なぜか多少の反発心をもって、「いや違う、日本人だ。(カンボジアではフランス語でジャポンと言います)」と答えています。一方、シェムリアップでは、いたるところで日本語が聞こえ、アンコールワットへの日本人の関心の高さが実感出来ます。
プノンペンにももっともっと日本人が増え、韓国人としょっちゅう間違えられないようになる日が来ることを望んでいます。
画像は、私のお気に入りのショットです。
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