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先日、今のところカンボジアで一番高いビルの22階に上がる機会があったので、プノンペン中心部を一望してみました。
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まずは、南北に走る目抜き通りのモニボン通りです。画像は、南方面に向かって撮っています。遠くに見える高層ビルは、低い方が22階建てPhnom Penh Tower、高い方が42階建てGold Tower 42です。ともに韓国資本です。

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次は、南西に向かっての街並みです。建物が密集しています。


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西の方にカメラを向けると、プノンペン国際空港に続く道、ロシア通りが走ります。(カンボジアはかつての社会主義の名残で、ロシアとか毛沢東、ネルーとかが通りの名前になっています。今は、完全な自由主義経済です)左手には、完成間近の首相府が厳かな雰囲気で建っています。この道をひたすらまっすぐ18kmほど進むとPPSEZがあります。


DSC03285_b.jpg




続いて、北西に向くと、埋め立て中の湖があります。巷で色々と物議をかもしている埋め立てで、将来は、近代的な都市空間が出来る予定です。(何年後になるのでしょうか)また、手前には、復興事業が進んでいる鉄道のプノンペン駅です。

DSC03300_b.jpg7e793f52.jpeg









これで180度回転して、モニボン通りに戻ってきました。手前では、地場系の銀行Vattanac Bankが建設を始めた高層ビルの基礎工事の風景が、よく見えます。右の画像のようなユニークなフォルムのビルが建つ予定です。左奥、湖の向こうにやはり韓国資本が開発中の副都心Camko Cityのコンドミニアム群がぼやけて見えます。

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北東に視線を移すと、トンレサップ川が見えます。川には日本の援助でつくられた通称「日本橋」が見えます。手前の方には、右からアメリカ大使館、サンウェイホテル、経済財務省、ラッフルズホテルなどが立ち並びます。

DSC03294_b.jpg








東側には、古い街並みが広がっています。

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南東には、トンレサップ川とメコン川の合流地点が見えます。おそらくフランス植民地時代に植えられた巨木が立ち並ぶ緑豊かな通りには、銀行が集まっており、プノンペンの「ウォールストリート街」です。画像中央には、紫色のカンボジア中央銀行が見えます。

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さらに南東に目を向けると、やはりフランス植民地時代に建てられた観光地にもなっているセントラル・マーケットが目に入ります。現在、フランスの援助で修復工事が行われています。その右奥には、プノンペンで一番集客力のある近代的なショッピングセンターが見えます。

このようにプノンペンは、まだ都市規模がとても小さい街ですが、私が着任してからの3年半の間で、新しい建物や高層ビルがどんどん増えてきています。あと10年もたてば、ヴェトナムのハノイやホーチミンのように変貌して行くのだと思います。

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なお今回このような風景が撮れたのは、30階建ての高層ビル、カナディアタワーの22階に駐在員事務所を開設された双日さんのおかげでした。今後の同社のカンボジアでの事業開拓に期待しています。


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上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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