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新たに日本企業がPPSEZに進出しました。
「春うららかな書房」というコミックを中心に書籍の卸し業を手がけている会社です。一風変わった業種の進出ですが、社長さんやスタッフの方々のお話しを聞いていると、「なるほど、このようなビジネスモデルもあるものなのか!」と、非常に発想の刺激を受けた事業内容です。なにか「コミック業界のユニクロ」と言いたくなるような、社風の会社です。
「春うららかな書房」の事業内容全般については、次のウェブアドレスをご覧下さい。
http://www.uraraka.co.jp/company.html

カンボジアでの事業展開については、大きく2つあり、1つは「電子書籍事業」、もう1つは「中古コミック本の再商品化事業」です。以下、9月7日(火)に発表されたプレスリリースの内容です。

―コミックのオーサリング(デジタル加工)と中古コミックの供給拡大へ―

株式会社春うららかな書房(本社/東京都中央区、代表取締役/道下昌亮)はコミック本、雑誌のオーサリング(デジタル加工)と中古コミック本の再商品化事業のアジア物流拠点としてカンボジア王国のプノンペンに当社100%出資の現地法人Haru Phnom Penh Comic Center Co.,Ltd.(HPC)を設立しました。2010年10月より下記の事業を開始致します。

■オーサリング事業

当社は、今後更なる拡大が予想される電子書籍事業への対応を目的として、コミック本や雑誌を各種の電子書籍にフォーマット加工する事業を開始します。単純なデジタル加工だけではなく、電子書籍のコンテンツ品質を高める総合的な視点から、コンテンツの表現方法を含めたプロデュースを行います。

■中古コミック本の再商品化事業

書店での中古本販売の開始に伴い、中古コミック本の供給需要が急増しております。また新たに、ディスカウントストア、ドラッグストア、ホームセンターなどの販売網も拡大傾向にある中、当社では、カンボジア王国で物流センターを設立することで、中古コミックの再商品化の対応キャパシティを強化し、中古コミック本の供給力を更に強化致します。

当社では、引き続き変革する市場の動向を的確にとらえ、グローバルな展開を通じてお客様のニーズに迅速に対応できる事業体制の構築を進めております。

1. 会社名 ハル・プノンペンコミックセンター
 (Haru Phnom Penh Comic Center Co., Ltd.)
2. 代表者名 道下 昌亮
3. 生産開始 2010年10月予定
4. 工場概要
1) 工場建設地 カンボジア王国 プノンペン経済特区(PPSEZ)内
(首都プノンペン中心部より南西に18km)
2) 敷地面積 1,401平方メートル
3) 加工品目 書籍のオーサリング、中古書籍の再商品化
4) 投資金額 約500,000 USドル
5) 従業員数 約100名(2010年10月予定)

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カンボジア人スタッフも順次採用し、現在、日本からのコンテナ荷物を待っている最中です。日本人の駐在員2名始め、若いスタッフばかりで、新しい時代の幕開けを予感させてくれます。

コミックと言えば、今や日本が世界に誇るポップカルチャーです。近い将来、ここPPSEZが日本のコミック文化を世界中に発信する一大拠点となるかもしれません。

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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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