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インド人が経営する食品加工メーカー、Cambodia Food Processing and Distribution Co., Ltd.(現地法人名)の進出が決定しました。既にタイでは長年工場を操業しているということで、今回カンボジアにも加工拠点を設けることになりました。ビンロウをカンボジア国内で調達し加工した後、タイやインドに輸出する計画です。床面積約1,000m2の小さい工場ですが、「インド・メコン経済回廊」の構築の始まりを感じさせる投資です。
最近、アジア各国の食品加工、飼料産業の問い合わせが増えてきています。近年、カンボジアが農業分野への海外投資を積極的に誘致している流れに呼応する形で、食品加工分野の工場が増えていきそうな予感です。カンボジアの製造業が今まで基本的に縫製業だけだったのが、少しずつ多角化してきていると思います。
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年度初め(カンボジアの会計年度は1月からが一般的)ということもあり、社内でPPSEZの企業理念を再確認しました。PPSEZの企業理念は、次の通りです。
1.良質なカンボジアと外国の民間企業を誘致することを通して、カンボジア社会の確固たる産業基盤をつくることに貢献します
2.カンボジア政府と密接に連携しながら、民間企業が投資活動を行いやすい環境を用意します
3.カンボジアの若い世代のために雇用を創出します
4.環境への配慮を十分行いながら、経済特区の開発と運営を行います
5.カンボジア人労働者の技能を向上させることを努力します
6.近隣の住民と友好的な関係を発展、維持していけるよう、常に留意します
7.これらの理念をたゆまなく実践し、カンボジア人の幸福と繁栄に寄与する役割を担います
昨年の年初に、手前味噌ですが私がたたき台をつくり、社内で意見を求めたところ、皆の賛同をもらうことが出来ました。PPSEZは、これからも「責任ある投資活動」を続けて行きたいと考えています。
1.良質なカンボジアと外国の民間企業を誘致することを通して、カンボジア社会の確固たる産業基盤をつくることに貢献します
2.カンボジア政府と密接に連携しながら、民間企業が投資活動を行いやすい環境を用意します
3.カンボジアの若い世代のために雇用を創出します
4.環境への配慮を十分行いながら、経済特区の開発と運営を行います
5.カンボジア人労働者の技能を向上させることを努力します
6.近隣の住民と友好的な関係を発展、維持していけるよう、常に留意します
7.これらの理念をたゆまなく実践し、カンボジア人の幸福と繁栄に寄与する役割を担います
昨年の年初に、手前味噌ですが私がたたき台をつくり、社内で意見を求めたところ、皆の賛同をもらうことが出来ました。PPSEZは、これからも「責任ある投資活動」を続けて行きたいと考えています。
1月4日のワールドビジネスサテライト(TV東京)の新春企画で、カンボジアの経済特区が報道されました。見逃した方は、次のウェブアドレスから動画をご覧になれます。タイトルは「新しいニッポン~強さを生かして~」です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/o1_230.html
21世紀、世界市場の中で日本は、中国や韓国さらには今後台頭してくるインド、ヴェトナムなどに、ODA援助や民間投資のスピードあるいは規模において、残念ながらもはや太刀打ちできなくなるでしょう。そうした状況の中で、日本がアジアの中で尊敬される国として生き続けるためには、民間企業として次の2点が鍵だと考えています。
1)技術力 - 日本は千年以上も昔から、モノ造りの国です。世界最古の木造建築、法隆寺に代表されるように、モノ造りに対する情熱は世界一の民族です。くしくも勝俣エンジニアが「農地に排水が直接流れ出ないように、あえて地下にトンネルをつくった」と話したように、「見えない所に手間隙かける」これが日本のモノ造りの真髄です。このたゆまぬ技術の工夫と革新をする能力は、永年の歴史の中で日本人が、他民族の追随を許さない強みです。
2)社会的責任意識 - ただ単に利益を追求するのではなく、事業を発展させると同時に、現地社会の発展にも貢献する。また、事前の調査や検討には時間をかけるが、一度投資を決めたら簡単に撤退せずに、中長期的な視点を持ち、着実に事業を継続発展させて行く。さらに企業の利益を社会貢献活動を通して、積極的に地元に還元する。こうした「責任ある投資活動」をしていくことです。
私事になりますが、大学生の頃から「アジア」に目覚め、アジアと関わる時に常に自分の指針となっている人物が2人います。1人目は故穂積五一先生。戦後、アジアの人材育成に人生をささげ、海外技術者研修協会(AOTS)の初代理事長だった方です。私も1年間だけですが、穂積先生が始められたアジアの留学生と共同生活する新星学寮(東京都文京区)にお世話になりました。2人目は歴史上の人物、後藤新平。戦前、台湾総督長官、満鉄総裁などの役職で近代的制度の導入とインフラ整備を推し進めた日本の官僚です。
この2人の先人から学ぶことで、21世紀も日本は、「技術力」と「社会的責任意識」を持って、アジアの尊敬される国として、生き続けられると確信しています。
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/o1_230.html
21世紀、世界市場の中で日本は、中国や韓国さらには今後台頭してくるインド、ヴェトナムなどに、ODA援助や民間投資のスピードあるいは規模において、残念ながらもはや太刀打ちできなくなるでしょう。そうした状況の中で、日本がアジアの中で尊敬される国として生き続けるためには、民間企業として次の2点が鍵だと考えています。
1)技術力 - 日本は千年以上も昔から、モノ造りの国です。世界最古の木造建築、法隆寺に代表されるように、モノ造りに対する情熱は世界一の民族です。くしくも勝俣エンジニアが「農地に排水が直接流れ出ないように、あえて地下にトンネルをつくった」と話したように、「見えない所に手間隙かける」これが日本のモノ造りの真髄です。このたゆまぬ技術の工夫と革新をする能力は、永年の歴史の中で日本人が、他民族の追随を許さない強みです。
2)社会的責任意識 - ただ単に利益を追求するのではなく、事業を発展させると同時に、現地社会の発展にも貢献する。また、事前の調査や検討には時間をかけるが、一度投資を決めたら簡単に撤退せずに、中長期的な視点を持ち、着実に事業を継続発展させて行く。さらに企業の利益を社会貢献活動を通して、積極的に地元に還元する。こうした「責任ある投資活動」をしていくことです。
私事になりますが、大学生の頃から「アジア」に目覚め、アジアと関わる時に常に自分の指針となっている人物が2人います。1人目は故穂積五一先生。戦後、アジアの人材育成に人生をささげ、海外技術者研修協会(AOTS)の初代理事長だった方です。私も1年間だけですが、穂積先生が始められたアジアの留学生と共同生活する新星学寮(東京都文京区)にお世話になりました。2人目は歴史上の人物、後藤新平。戦前、台湾総督長官、満鉄総裁などの役職で近代的制度の導入とインフラ整備を推し進めた日本の官僚です。
この2人の先人から学ぶことで、21世紀も日本は、「技術力」と「社会的責任意識」を持って、アジアの尊敬される国として、生き続けられると確信しています。
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(ちなみに、カンボジアは伝統的なクメール正月は4月中旬にあり、華僑の人たちは2月の春節を祝うので、1月1日は、「国際新年の日」として祝日にはなりますが、他は通常勤務日です。)
昨年は、この「プノンペン経済特区」のブログを「PPSEZ広報」として、匿名で運営してきましたが、今年から私自身の名前を公表させていただくことにいたします。私は、プノンペン経済特区社の上松裕士(ウエマツヒロシ)と申します。取締役の一員として、マネージングディレクターをさせていただいています。カンボジアには、2007年2月にPPSEZを開発運営していく要員として、日本の不動産デべロッパー、株式会社ゼファーから派遣されました。それから約3年、色々なことがありましたが、みなさまからご指導とご支援をいただきながら、2010年を迎えることが出来ました。「石の上にも三年」今年が勝負の年です。あらためて、よろしくお願い申し上げます。
次のウェブサイトに、私のインタビュー記事を載せていただいています。よろしければ、ご一読下さい。
http://vietnam.asianavi-jas.com/
また、1月4日(月) のワールドビジネスサテライト(TV東京、夜11時)で、カンボジア特集が放送される予定です。あのWBSで、カンボジアの経済特集が!「特集は日本の次なる成長シナリオを探る『新しい日本』。2回シリーズの第1夜は急成長するカンボジアを舞台にした日中韓の覇権争いを取材。」とのこと、必見です!!
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
(ちなみに、カンボジアは伝統的なクメール正月は4月中旬にあり、華僑の人たちは2月の春節を祝うので、1月1日は、「国際新年の日」として祝日にはなりますが、他は通常勤務日です。)
昨年は、この「プノンペン経済特区」のブログを「PPSEZ広報」として、匿名で運営してきましたが、今年から私自身の名前を公表させていただくことにいたします。私は、プノンペン経済特区社の上松裕士(ウエマツヒロシ)と申します。取締役の一員として、マネージングディレクターをさせていただいています。カンボジアには、2007年2月にPPSEZを開発運営していく要員として、日本の不動産デべロッパー、株式会社ゼファーから派遣されました。それから約3年、色々なことがありましたが、みなさまからご指導とご支援をいただきながら、2010年を迎えることが出来ました。「石の上にも三年」今年が勝負の年です。あらためて、よろしくお願い申し上げます。
次のウェブサイトに、私のインタビュー記事を載せていただいています。よろしければ、ご一読下さい。
http://vietnam.asianavi-jas.com/
また、1月4日(月) のワールドビジネスサテライト(TV東京、夜11時)で、カンボジア特集が放送される予定です。あのWBSで、カンボジアの経済特集が!「特集は日本の次なる成長シナリオを探る『新しい日本』。2回シリーズの第1夜は急成長するカンボジアを舞台にした日中韓の覇権争いを取材。」とのこと、必見です!!
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
プノンペン経済特区のブログを始めて、早いもので一年がたちました。この一年でのアクセス数は、5千4百件以上となりました。この数字が多いのか少ないのか判別は難しいところですが、少なくともカンボジアの経済情報に関する関心が高まってきている実感は持てました。
今年のカンボジア経済を天気で表すと「雷雨のち曇り」で、ようやく薄日が雲の合間からさしてきた感じでしょうか。前半は、世界同時不況のあおりを受けて新規の投資活動がピタリと止まった状態でした。「この一年どう乗りきるか?資金繰りはどうするか?」と、今まで経験したことのない試練の時でした。しかし、後半になると、味の素はじめ入居企業が少しずつ決まり、日本だけでなく各国からの来訪者も急激に増え、さらにはJETRO事務所の開設も決まり、来年につなげるための布石が整ったと言えると思います。
来年は、一日も早く雲を追い払い、快晴の日が来るように努力を続けて行きたいと思っています。
ご愛読者のみなさま、この一年間、大変ありがとうございました。みなさまからのアクセス数を励みに続けて来れました。来年は、より充実した情報を発信できるようにがんばります。良いお年をお迎え下さい。
今年のカンボジア経済を天気で表すと「雷雨のち曇り」で、ようやく薄日が雲の合間からさしてきた感じでしょうか。前半は、世界同時不況のあおりを受けて新規の投資活動がピタリと止まった状態でした。「この一年どう乗りきるか?資金繰りはどうするか?」と、今まで経験したことのない試練の時でした。しかし、後半になると、味の素はじめ入居企業が少しずつ決まり、日本だけでなく各国からの来訪者も急激に増え、さらにはJETRO事務所の開設も決まり、来年につなげるための布石が整ったと言えると思います。
来年は、一日も早く雲を追い払い、快晴の日が来るように努力を続けて行きたいと思っています。
ご愛読者のみなさま、この一年間、大変ありがとうございました。みなさまからのアクセス数を励みに続けて来れました。来年は、より充実した情報を発信できるようにがんばります。良いお年をお迎え下さい。
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上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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