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2週間弱、日本へ出張と休暇で帰っていたので、ブログ更新をお休みしていました。
日本の夏の方が、カンボジアより蒸し暑く、街を歩いていると汗がダラダラ出できて、大変でした。日差しは、カンボジアの方が強いですが。
その間も、コンスタントに多くの方々にアクセスいただき、いつのまにか1900件に達しました。それだけ、投資先としてのカンボジアへ関心が高まっているということでしょう。本当にありがたいことですし、私自身の励みとさせていただいています。ありがとうございます。

さて、今日の日本経済新聞に味の素のカンボジア進出の記事が載っていました。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090811AT1D1007810082009.html

これを機会に公表していいというお話しを、味の素さんからいただいてましたので、さっそくブログでも情報発信させていただきます。
この度、PPSEZに約3haの土地を確保していただき、まずは、うまみ調味料「味の素」のパッキング工場から操業します。10月からの工場建設着工を目標に、現在、急いで諸手続きを進めています。この厳しい経済状況の中、進出を決めていただき、PPSEZにとっても、またカンボジアにとっても、非常に明るいニュースです。
これで、日本企業の進出は、革靴メーカーのタイガーウィング、バイクのヤマハ発動機に続いて、3件目です。さらなる日本企業の誘致を目標に、引き続き最大限の努力をしていくつもりです。
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今週、PPSEZの今の様子を写真におさめました。

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工業地区のメインストリートです。左手にジーンズを生産する縫製工場が見えます。日本の革靴メーカー、タイガーウィング社の工場も稼動しています。

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発電所も、今のところ2基のジェネレーターを稼動させて、日々電力を供給しています。

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上水施設も、日々順調に稼動しています。浄化した水をいったんポンプでタワーに上げ、自重で配水管に流し、各工場に供給しています。

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ドライポートでは、40ftのコンテナを移動させたり、コンテナトラックに積み込む重機をフル活用させています。

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正面入り口にある銀行も営業をしており、ここから日本からの送金、あるいは日本への送金も1~2日で可能です。



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プノンペンの中心部に、中国が援助して建てた閣僚評議会(Council of Ministers)のビルが、最近完成しました。既に職員が働き始めており、先日、日本から帰任されたばかりのカンボジア人政府高官を訪ねに、中に入る機会がありました。画像のように、近代的なデザインの立派なビルです。

DSC01849_b.jpgDSC01848_b.jpg







建物の中央部は、ピラミッドのような形をした会議室があります。また、正面入り口には、巨大な壁画が出迎えてくれます。
ただ、この建物、施工は中国の会社が行い、日本人の目からみると、やっぱり内装工事の仕上げの荒さが目につきます。また、デザインにクメール伝統様式を取り入れてないことにご不満なフンセン首相は、すぐ隣に自分が執務を行う首相府を建て始めてしまいました。この件は、地元の新聞でも報道され、最初「ホントかな?」と思っていたのですが、どうも本当の話しのようです。




プノンペン北部の新興高級住宅地、トゥールクォーク地区から撮ったプノンペン市内の街並です。

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向こうの方に高くそびえ立つ建物が、完成間近のカンボジア随一の高層ビルです。(次のページもご参照下さい。)
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/49/

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建築中の中層の建物(大半はアパート)が、目立ちます。韓国資本が手がけている白とグレー色のアパート(De Castle)も見られます。

DSC01765_b.jpgDSC01768_b.jpg







プノンペンの北西方向に向かって撮った風景です。カンボジアは山が少ないので、向こうの方は果てしなく平地が広がります。マレーシアと地場資本が開発する高級ヴィラ(Sunway Cana City)が見えます。

DSC01864_b.jpgDSC01865_b.jpg







プノンペン北部で開発が進んでいる韓国資本の副都心開発プロジェクト、Camko Cityのコンドミニアム群が向こうの方に見えます。ちなみにCamkoの名前の由来は、 (Cambodia+Kore)÷2です。別の韓国資本が建てている白と水色の中層アパートも手前に見えます。
これでぐる~っと一周しましたが、この2年くらいでアパート、コンドミニアム、ヴィラの開発が次々と始まりました。昨年後半からの景気の悪化で、スピードが落ちたり、一時中断している建物も見受けられます。でも、これから5~10年のスパンで考えると、プノンペンの街並は劇的に変化していく可能性は十分あると思います。




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PPSEZの第3期区域を横切って、カンボジア電力公社(Electricite du Cambodge, EDC)がヴェトナムからの送電線を建設中です。世界銀行、アジア開発銀行等の融資事業ということです。ヴェトナム南部からカンボジアのタケオ州を通って、プノンペン市内まで230kVの高圧電線が、近々つながります。これにより、首都圏の慢性的な電力不足を解消する一助にできます。カンボジアとヴェトナムは、ポルポト時代以降、政府間の良好な関係を維持しており、協力関係が反対側の隣国、タイと比べて緊密です。
ヴェトナムから電力が供給され始めたら、その一部をPPSEZに引き込み、電力料金の値下げが出来るように、現在EDCと水面下で交渉中です。
最近、低気圧の影響で、どんよりとした曇りのち雨の日が多いです。



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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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