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遅くなってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年は、日本企業のカンボジアへの「投資元年」となったと言っても過言ではないでしょう。それは味の素の工場操業開始、ミネベアの進出発表を始め、今までのカンボジアではあり得なかった日本企業の投資活動が行われたからです。今年も、既に幾つかの日本企業のPPSEZへの進出が見込まれています。

また、このブログも色々な方々に読んでいただけるようになり、予想もしない方から「読んでいますよ」と声をかけていただくこともしばしばで、励みにさせてもらってきました。

最近、新規製造業のお客様だけでなく、銀行、建設会社、物流会社、シンクタンク等々様々な日本企業の方々にご来訪いただき、その対応に追われる日々が続いています。正直どこまでこまめにブログを更新出来るか自信がありませんが、なるべく日々発展し続けるカンボジアの「今」をお知らせ出来るようにがんばりますので、引き続きご愛読の程、お願い申し上げます。

僭越ながら、「Foreign Business Leaders Survey 2011」という雑誌に、私のインタビューが載っています。たまたま編集者と知り合いだったので、声をかけてもらえました。他のビジネスマンのインタビュー記事もありますので、よろしければ参考にご一読下さい。次のページからダウンロード出来ます。
http://www.sea-globe.com/cambodia/89-economy/583-foreign-business-leaders-survey-2011

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12月9日(木)に、ハル・プノンペンコミックセンターの開所式が行われました。私は、あいにくハノイに出張中で、出席できませんでしたが、画像のようにカンボジア開発評議会、日本大使館、日本の出版業界の来賓を始め、数多くの関係者が出席して、盛大に行われました。
親会社、春うららかな書房の道下社長が、「カンボジアのスタッフは、工員さんも含め予想以上に熱心に働いてくれるので、カンボジアでの事業展開を積極的に発展させて行きたい。」と言われていたそうで、カンボジアでの新しい業種の製造業のモデルケースとなってもらえれば、と期待しています。
振り返れば、今年の3月に初めてカンボジアに視察に来られ、今まで海外事業の経験がない方々が綿密な事業計画を立て、一歩一歩前進して、10ヶ月で開所式を行うところまで到達されました。この機動力に、この会社が世界市場で成功する可能性を感じています。

ハル・プノンペンコミックセンターについては、次のページもご覧下さい。
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/162/

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11月26日(金)付のプノンペンポスト紙に、プノンペン経済特区社の筆頭株主である、林秋好(リム・チホー)女史が特集として取り上げられました。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/Special-Supplements/amazing-story-of-survival-success.html


「Amazing story of survial, success」と題名にあるように、この方は「カンボジア版おしん」を地で行くような、すざいましい人生を歩んできました。「ポルポト時代には、275人の子供のグループから5人生き残ったうちの1人」とか、「旦那さんが、タイ軍に捕まって刑務所に入れられた」とか、他にも記事には書かれていない今の時代の日本人には想像を絶する経験を乗り越えてこられた方です。
今では、カンボジアでもっとも成功した女性の企業家の1人として、地位を築き上げましたが、かといって偉ぶることもなく、誰にでも面倒見良く接するので、多くの人たちに慕われています。
一方、企業家として見た場合、ポルポト時代を生きのびて、一世代でカンボジアの混乱、復興期をのし上がってきた方なので、日本企業の経営感覚からすると、「荒削り」な手法が時々目につくことも否めません。ただし彼女の2世代目は、アメリカやオーストラリアで英才教育を受けたとても優秀な人材が戻ってきているので、将来がとても楽しみな企業グループだと思っています。

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11月22日(月)の夜中に発生した350名ほどの死者を出した痛ましい事故の現場に行ってきました。橋は閉鎖されており、たくさんの献花が並べられていました。
亡くなられた方々の多くは、地方から水祭りを純粋に楽しみにして出てきた方々と聞きます。心よりご冥福をお祈りいたします。

今回の事故について思ったことが、2つあります。
1つ目は、この橋は今年開通した新しい橋です。橋の向こうにはカンボジアの人たちの新しい娯楽スポット、遊園地やショッピングセンター、展示場などがあります。プノンペン市内の近年の開発は目を見張るものがあり、このような近代的な施設が増えている一方で、安全対策が追いついていない現状があります。今回の事故では、この新しい施設への水祭り中の人の流れを予測しきれなかったのでしょう。
2つ目は、事故の翌日は振り替え休日で、私はのん気に家でくつろいでいました。私の家は、プノンペンの外れにあるので、事故発生時のサイレンの音もまったく聞こえませんでした。すると朝9時頃、入居企業の日本人の方から電話をいただき、「上松さん、知ってますか?昨日の夜、水祭りで340人とか亡くなったって。日本から今朝電話あって、大丈夫かって言われたから、NHK見たらニュースでやってましたわ。」私はにわかに信じられず「えっ!340人ですか、34人じゃなくて??」と思わず聞き返してしまいました。つまり、私がこの事故を初めて知ったのは、日本を経由しての情報が届いたからです。今の時代、情報はいとも簡単に国境を越える、ということを改めて実感しました。

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ホーチミンに行った際、新規入居企業のTHIBIDI(Electrical Equipment Company)の本社工場にお邪魔しました。この会社は、ヴェトナムを代表する変圧器を製造している国営企業です。材料の一部は、日本からも調達しているそうです。
THIBIDIに関しては、次のウェブサイトをご覧下さい。
http://www.thibidi.com.vn/index.php?lang=en&page=1
カンボジアでは、現在、カンボジア開発協議会(CDC)に投資申請手続き中で、年内に工場建設着工の予定です。

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敷地内には、様々な変圧器が所狭しと並べられています。今までPPSEZ内の変圧器は、この会社から輸入して、使っていましたが、工場が操業を始めると、ここから調達出来るようになるので、とても便利になります。
最近、ヴェトナムから金融業、通信産業、小売業、農業などの分野で、カンボジアへの投資が活発になってきていますが、製造業の投資も増えてくると期待出来ます。

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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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