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今年に入ってから新規入居企業の工場建設が順次始まり、PPSEZ内は、ちょっとした建設ラッシュとなっています。

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日本のオーアンドエム社の工場は、躯体工事に入っています。カンボジアでは私自身初めて見るコンクリートブロック製の壁です。同社については、次のページをご参照下さい。
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/182/

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フィリピン資本のLiwayway(リーワイワイ)社の現場でも、躯体工事に入っています。こちらは、鉄骨構造です。同社については、次のページをご参照下さい。
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/119/

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こちらは、中国資本のSunhsin Tread & String社が入居するレンタル工場が完成間近です。 カンボジアでは縫製工場は盛んですが、製糸工場は今まで聞いたことがありません。これからどのように事業が発展して行くか注目です。

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先月から杭打ち工事が始まった現場は、日本からの電器製品用ワイヤーハーネスを生産する工場です。カンボジアの歴史上初めてのワイヤーハーネス工場です。この歴史に名を残すであろう工場の施工は、日本の中堅ゼネコン、大豊建設が請け負っています。

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さらには、この画像ではその広大さが伝わらないかもしれませんが、ミネベアの本工場の杭打ち工事の様子が伺えます。全長400m、建屋面積28,000平米の巨大工場が、年末には完成します(これは1期だけ)。4月から仮工場で小型モーターの生産を始め、既に500名近い工員さんが働いていますが、将来的には5,000名規模の稼働となる予定です。恐るべきスピードで計画が進んでいくミネベアさんの今年のモットーは、「ルン♪ルン♪」だそうです。カンボジア語では「速く!速く!」という意味になります。同社のカンボジアでの事業計画については、次のウェブサイトをご参照下さい。こちらも日本の中堅ゼネコン、佐藤工業が日夜頑張って施工されています。
http://www.minebea.co.jp/press/2011/1186036_4117.html

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おまけに、台湾資本の靴底専門工場、Sin Chn Hong Plastics Industryは、最近のカンボジアでの靴産業の隆盛にともなって、早くも拡張工事に入っています。同社については、次のページをご参照下さい。
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/103/

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今回は、あからさまに宣伝ですが、7月2日(土)に放送されるNHK「海外ネットワーク」で、PPSEZの筆頭株主、林秋好(リム・チホー)女史が、紹介されます。「内戦後、復興の担い手となった女性起業家に密着取材」、ぜひぜひご覧下さい。

見逃した方は、次のウェブサイトをご覧ください。
http://www.nhk.or.jp/worldnet/monthly/2011/0702.html#3

林女史いわく「私ホントは、もうちょっとスリムなんだけど...」でした。カメラ写りのせいでしょうね。

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6月2日(木)に東京で行われた「カンボジア投資セミナー」に参加したソク・チェンダ首相補佐特命大臣のインタビュー記事がSankeiBizに載っています。この方は、製造業がカンボジア(特に経済特区)に進出する際の、キーパーソンです。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110603/mcb1106030501001-n1.htm


この方、「カンボジアは変わった。」と言われていますが、率直に言わせていだきますと、私は「ソク・チェンダ大臣も変わった。」と思います。この方、フランス帰りのインテリでプライドが高く、ちょっと短気な性格なので、気の弱い私には近づきにくい存在でした。ところが、前回の日本・カンボジア官民合同会議の冒頭で、この方が「私たちは、まだまだ国際舞台で通用するビジネスを知らない。この機会にぜひ日本のみなさんから学びたい。」というようなことを言われた時は、一瞬耳を疑ったほど「なんて謙虚な発言なんだ。」と感激してしまいました。そして、会議でも陣頭指揮をとって各省と調整しながら、日本企業の便益のために改善努力をされています。

これと似た話しで、この方の直属の部下にあたるチア・ブッティCDC事務総長が最近PPSEZで、入居企業との会合に参加された際、「私たちは、民間企業の問題点を見つけては指摘するような態度から、あなた方にアプローチして、いっしょに問題点を解決していく努力をして行かなければいけない。」と言われた時も、かつてのこのお方を知る私としては、「おお!気味悪いほど良いこと言うな。」と、これまた感激したことがあります。

カンボジアは、そしてカンボジア政府は、確かに変わりました。

「カンボジア投資セミナー」のレポートは次の日本アセアンセンターのウェブサイトをご参照下さい。
http://www.asean.or.jp/ja/invest/about/eventreports/2011/2011-02.html

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5月24日(火)に、ミネベアの小型モーター新工場の起工式が盛大に行われました。詳細は、次の同社プレスリリースをご覧ください。
http://www.minebea.co.jp/press/2011/1186036_4117.html


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この日に合わせて、第2期区画の全長500mの道路も(ほぼ)完成。今は見渡す限り何もない風景ですが、あと2年くらいたてば、見渡す限り立派な工場が立ち並ぶ予定です。

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その日の夜には、今年オープンしたばかりのホテル・ソフィテルで豪華なレセプションが開かれました。本題からずれますが、画像左のカンボジア伝統舞踊の踊り子とバックボードの絶妙な色合いに思わず見とれてしまいました。
この式典に参加して、あらためて実感したのは、カンボジア政府は日本からの新規産業の進出を大歓迎していることです。レセプションで久しぶりにお会いした関税局の高官も、酔っぱらった勢いもあって「私たちは、こうやって法令順守を重んじる(要はごまかさない)企業に来てほしいんだ。経済特区をこれから本当の意味で、特区にしていきたいから、問題があったら遠慮なく言ってくれ。どんどん改革していくぞ!」と意気揚々でした。
新規産業(つまり縫製業と製靴業以外のあらゆる産業)で、カンボジア進出をご検討の企業様、今が絶好のタイミングです。

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さる5月7日(土)に、タイガーウイング社と協同で、防災訓練を行いました。PPSEZも少しずつ工場が増えてきて、「これから人もどんどん増えるし、火事になったら、どうしようかなあ。プノンペンの消防署は頼りにならんしなあ。」と思い悩んでいたところ、タイガーウイングさんのご紹介で、心強い味方が登場しました。日本のNPO「日本国際救急救助技術支援会」代表正井潔さんと、この方が指導するカンボジア王国軍レスキュー隊のみなさんです。タイガーウイングさんの本社は神戸市、正井さんは同じ神戸の元消防隊員というご縁で、お知り合いになることが出来ました。
防災訓練は、日本なみに本格的なもので、工員さんたちも避難指示のもと屋外にいっせい整列。
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しかしカンボジア人にとっては、もくもくと上がる黒煙がきつすぎたのか、訓練中何人かがホントに倒れてしまうハプニングが...幸い待機していた日本製の救急車にかつぎこまれて、すぐに国軍病院に搬送されました。
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消火訓練も本格的なものでした。消防車や隊員の防火服も全て日本からの寄贈です。予想以上のきびきびとした動きにえらく感心しましたが、正井さんいわく「私は日本のレベルを求めますから。今日は、おわかりにならんかったと思うけど、ミスがありましたわ。」と厳しくピシャリ。さすが、人の命を守る使命を持つ方は、妥協を許さないんだ、と身の引き締まる思いがしました。
ちなみに火事や急病人の発生の場合、通報から10分程度で、PPSEZにかけつけてくれます。
「日本国際救急救助技術支援会」については、次のウェブサイトをご覧ください。
http://www.jpr.gr.jp/
また、今回の訓練が同支援会のブログでも紹介されています。
http://blog.goo.ne.jp/jpr-ml/e/7395e2ee35ed291cddc60eee0980149f

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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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