忍者ブログ
[13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22]  [23
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




DSC03429_b.jpg





10月27日(水)に、JETROホーチミン事務所にて「カンボジア経済特区投資促進セミナー」を行いました。今年3月に設立したカンボジア経済特区協会の活動の一環として、JETROホーチミン事務所、ホーチミン日本商工会投資促進委員会のご協力を得て、開催しました。会場は満席となる43名の参加者でした。告知してからわずか2日で締め切られたとのことです。ここに来てカンボジアがホーチミンでも大いに注目されていることを実感した機会でした。
JETROプノンペン事務所の道法所長による「カンボジア投資概況」の説明の後、ヴェトナム国境の町バベットにあるマンハッタン経済特区、JICAが支援するシハヌークヴィル港経済特区、そしてプノンペン経済特区の紹介をさせていただきました。
ワーカー確保の困難や電力不足に直面するヴェトナムで、操業されている輸出加工型の日系製造業の皆様、追加投資を検討される際は、お隣の国、カンボジアに目を向けていただけますでしょうか。そして是非、足をお運び下さい。きっと新たな事業展開の道が開けてくると思います。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
PR



長い間の沈黙失礼いたしました。
小型モーター、ベアリング製造大手のミネベアがPPSEZに進出します!今までカンボジアでは、本格的な精密機械部品の工場は皆無でしたので、ミネベアの進出は、PPSEZのみならずカンボジアの歴史上、偉大な快挙です。これは、今までカンボジアの復興、開発に真摯に取り組んできたカンボジア人と日本人全員の努力の賜物だと思います。
この数ヶ月、様々な対応で忙しくしており、ブログの更新も久しく怠っていました。これを機会にまたPPSEZやカンボジアの最新動向を発信できれば、と考えています。

今朝の日本経済新聞に記事が掲載されていますので、詳細はそちらをご参照下さい。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C889DE3E5E2EBE7EAE7E2E0E4E3E2E0E2E3E28698E3E2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000

ミネベアは有名な会社ですので、ご存知の方が多いと思いますが、次のウェブサイトをご参照下さい。
http://www.minebea.co.jp/

PPSEZとしましては、これからミネベアがカンボジアで順調に工場を稼動できるように、ありとあらゆるサポートをさせていただくつもりです。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ



新たに日本企業がPPSEZに進出しました。
「春うららかな書房」というコミックを中心に書籍の卸し業を手がけている会社です。一風変わった業種の進出ですが、社長さんやスタッフの方々のお話しを聞いていると、「なるほど、このようなビジネスモデルもあるものなのか!」と、非常に発想の刺激を受けた事業内容です。なにか「コミック業界のユニクロ」と言いたくなるような、社風の会社です。
「春うららかな書房」の事業内容全般については、次のウェブアドレスをご覧下さい。
http://www.uraraka.co.jp/company.html

カンボジアでの事業展開については、大きく2つあり、1つは「電子書籍事業」、もう1つは「中古コミック本の再商品化事業」です。以下、9月7日(火)に発表されたプレスリリースの内容です。

―コミックのオーサリング(デジタル加工)と中古コミックの供給拡大へ―

株式会社春うららかな書房(本社/東京都中央区、代表取締役/道下昌亮)はコミック本、雑誌のオーサリング(デジタル加工)と中古コミック本の再商品化事業のアジア物流拠点としてカンボジア王国のプノンペンに当社100%出資の現地法人Haru Phnom Penh Comic Center Co.,Ltd.(HPC)を設立しました。2010年10月より下記の事業を開始致します。

■オーサリング事業

当社は、今後更なる拡大が予想される電子書籍事業への対応を目的として、コミック本や雑誌を各種の電子書籍にフォーマット加工する事業を開始します。単純なデジタル加工だけではなく、電子書籍のコンテンツ品質を高める総合的な視点から、コンテンツの表現方法を含めたプロデュースを行います。

■中古コミック本の再商品化事業

書店での中古本販売の開始に伴い、中古コミック本の供給需要が急増しております。また新たに、ディスカウントストア、ドラッグストア、ホームセンターなどの販売網も拡大傾向にある中、当社では、カンボジア王国で物流センターを設立することで、中古コミックの再商品化の対応キャパシティを強化し、中古コミック本の供給力を更に強化致します。

当社では、引き続き変革する市場の動向を的確にとらえ、グローバルな展開を通じてお客様のニーズに迅速に対応できる事業体制の構築を進めております。

1. 会社名 ハル・プノンペンコミックセンター
 (Haru Phnom Penh Comic Center Co., Ltd.)
2. 代表者名 道下 昌亮
3. 生産開始 2010年10月予定
4. 工場概要
1) 工場建設地 カンボジア王国 プノンペン経済特区(PPSEZ)内
(首都プノンペン中心部より南西に18km)
2) 敷地面積 1,401平方メートル
3) 加工品目 書籍のオーサリング、中古書籍の再商品化
4) 投資金額 約500,000 USドル
5) 従業員数 約100名(2010年10月予定)

87f83bb9.jpegbdb3864a.jpeg






カンボジア人スタッフも順次採用し、現在、日本からのコンテナ荷物を待っている最中です。日本人の駐在員2名始め、若いスタッフばかりで、新しい時代の幕開けを予感させてくれます。

コミックと言えば、今や日本が世界に誇るポップカルチャーです。近い将来、ここPPSEZが日本のコミック文化を世界中に発信する一大拠点となるかもしれません。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ



DSC03312_b.jpgDSC03319_b.jpg









PPSEZの正面入り口に中華料理店「YI SANG-魚生」が先月オープンしました。何回かお店に足を運びましたが、予想以上に繁盛しています。入居企業の外国人スタッフはもちろん、近隣の縫製工場などから中華系の人たち、さらには通りがかりの政府機関職員なども集まってきます。夜は夜で、煌々と明かりをつけて営業しています。

DSC03322_b.jpg









この看板が目印です。

今まで、PPSEZの周辺にこのようなグレードのレストランは、皆無だったので、この辺一帯の潜在的需要を掘り起こした形になったのだと思います。
余談ですが、私が、PPSEZにオープンしたら繁盛するだろうな、と思っているお店は、ラーメン屋や、ココイチや吉野家のようなご飯物のファストフード店です。
これからは、こうした飲食店やコンビニ、クーリエなどのサービス産業も積極的に誘致していき、相乗効果で発展して行きたいと考えています。

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ



先日、今のところカンボジアで一番高いビルの22階に上がる機会があったので、プノンペン中心部を一望してみました。
DSC03288_b.jpg







まずは、南北に走る目抜き通りのモニボン通りです。画像は、南方面に向かって撮っています。遠くに見える高層ビルは、低い方が22階建てPhnom Penh Tower、高い方が42階建てGold Tower 42です。ともに韓国資本です。

DSC03290_b.jpg





次は、南西に向かっての街並みです。建物が密集しています。


DSC03289_b.jpg






西の方にカメラを向けると、プノンペン国際空港に続く道、ロシア通りが走ります。(カンボジアはかつての社会主義の名残で、ロシアとか毛沢東、ネルーとかが通りの名前になっています。今は、完全な自由主義経済です)左手には、完成間近の首相府が厳かな雰囲気で建っています。この道をひたすらまっすぐ18kmほど進むとPPSEZがあります。


DSC03285_b.jpg




続いて、北西に向くと、埋め立て中の湖があります。巷で色々と物議をかもしている埋め立てで、将来は、近代的な都市空間が出来る予定です。(何年後になるのでしょうか)また、手前には、復興事業が進んでいる鉄道のプノンペン駅です。

DSC03300_b.jpg7e793f52.jpeg









これで180度回転して、モニボン通りに戻ってきました。手前では、地場系の銀行Vattanac Bankが建設を始めた高層ビルの基礎工事の風景が、よく見えます。右の画像のようなユニークなフォルムのビルが建つ予定です。左奥、湖の向こうにやはり韓国資本が開発中の副都心Camko Cityのコンドミニアム群がぼやけて見えます。

DSC03292_b.jpg




北東に視線を移すと、トンレサップ川が見えます。川には日本の援助でつくられた通称「日本橋」が見えます。手前の方には、右からアメリカ大使館、サンウェイホテル、経済財務省、ラッフルズホテルなどが立ち並びます。

DSC03294_b.jpg








東側には、古い街並みが広がっています。

DSC03295_b.jpg




南東には、トンレサップ川とメコン川の合流地点が見えます。おそらくフランス植民地時代に植えられた巨木が立ち並ぶ緑豊かな通りには、銀行が集まっており、プノンペンの「ウォールストリート街」です。画像中央には、紫色のカンボジア中央銀行が見えます。

DSC03305_b.jpg




さらに南東に目を向けると、やはりフランス植民地時代に建てられた観光地にもなっているセントラル・マーケットが目に入ります。現在、フランスの援助で修復工事が行われています。その右奥には、プノンペンで一番集客力のある近代的なショッピングセンターが見えます。

このようにプノンペンは、まだ都市規模がとても小さい街ですが、私が着任してからの3年半の間で、新しい建物や高層ビルがどんどん増えてきています。あと10年もたてば、ヴェトナムのハノイやホーチミンのように変貌して行くのだと思います。

DSC03306_b.jpg


なお今回このような風景が撮れたのは、30階建ての高層ビル、カナディアタワーの22階に駐在員事務所を開設された双日さんのおかげでした。今後の同社のカンボジアでの事業開拓に期待しています。


にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ



カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
忍者アド
忍者ブログ [PR]