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コッコン市内に入ると、タイとの国境につながる長さ1.5kmほどの橋がかかっています。兵隊や警察が立っていたので、最初、検問があるのかなと思って、恐る恐る橋に向かうと、別に止められることもなくあっさり橋を渡ることができました。渡りきった所に料金所があり、普通車で4,800リエル(約1.2ドル)の通行料を払いました。
橋を渡ってそのまま5分ほど走ると、コッコン経済特区の門が見えてきました。この経済特区は、カンボジアの有力な企業家で上院議員でもあるリー・ヨンハット(Ly Yong Phat)氏が開発しており、韓国ヒュンダイ自動車の組立工場を誘致したことで、話題になっています。実際現場を見てみると、まだ工場建設が始まっていないようです。道路等のインフラも十分整備されているとは言えず、電線の引き込みだけ確認できました。表の道路沿いには、商業施設らしい建物がありますが、大半はシャッターが閉まっており、閑散としています。
なお、この自動車組立工場は、カンボジア開発評議会(CDC)には、Camko Motor Co., Ltd.という会社名で登記されていますが、ヒュンダイ自動車自体がどのように関与しているかが、気になるところです。
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キリロム国定公園をドライブした後は、思いきってタイとの国境の町、コッコンへ車を走らせました。プノンペンから国道4号線を135kmほど南下した交差点を右に曲がり、コッコンへつながる道をひたすら爆走です。
スムーズさでは4号線にかないませんが、アスファルト舗装された道を時速80kmほどで飛ばし、田園と熱帯雨林地帯を突き抜ける感じです。途中、雨期で水がたまったせいだと思いますが、道路がデコボコになっており、スピードを落とさないと通れない場所がいくつかあります。今後のメンテが大きな課題でしょう。
昨年までに、タイの援助で、今までボートで渡っていた川4ヶ所に全て橋がかかり、国道4号線の分岐点からは、1時間半ほどでコッコンへ到着しました。プノンペンからは、3時間半から4時間ほどの旅です。連休中だったせいもあるのでしょうが、交通量はほとんどなく、コンテナトラックは行く途中で4台ほどとすれ違っただけでした。メコン地域にありがちな話しですが、外国援助でインフラは一応整え、カンボジアとしてこの後、どのように産業を誘致していくのか、この道の場合主にタイとの経済連携を通して、本腰入れて取り組んで行く必要があるのだろう、と実感しました。
スムーズさでは4号線にかないませんが、アスファルト舗装された道を時速80kmほどで飛ばし、田園と熱帯雨林地帯を突き抜ける感じです。途中、雨期で水がたまったせいだと思いますが、道路がデコボコになっており、スピードを落とさないと通れない場所がいくつかあります。今後のメンテが大きな課題でしょう。
昨年までに、タイの援助で、今までボートで渡っていた川4ヶ所に全て橋がかかり、国道4号線の分岐点からは、1時間半ほどでコッコンへ到着しました。プノンペンからは、3時間半から4時間ほどの旅です。連休中だったせいもあるのでしょうが、交通量はほとんどなく、コンテナトラックは行く途中で4台ほどとすれ違っただけでした。メコン地域にありがちな話しですが、外国援助でインフラは一応整え、カンボジアとしてこの後、どのように産業を誘致していくのか、この道の場合主にタイとの経済連携を通して、本腰入れて取り組んで行く必要があるのだろう、と実感しました。
カンボジアのお盆は9月にあり、18日から21日まで連休でした。この連休を利用して、普段なかなか行くことのできない地方に行ってきました。まずは、プノンペンから80kmほど走った所にあるキリロム国定公園。シハヌークヴィルにぬける国道4号線を1時間半ほど走り、右に曲がってひたすら山の頂上まで登っていきます。標高約600mまで上がるので、植生も松の木ばかりになり、日本の山をドライブしている感覚になりました。ススキも生い茂っており、なんだか日本の秋を連想できる風景が広がっていました。全体的にひょろっとした木ばかりなので、間伐とか山の手入れをすると、もっと豊かな松林になると思います。
ふもとには、富裕層が別荘として使える高級ヴィラが数件、ならんでいました。数多くの家族連れが、車やバイクで頂上をめざして来ており、将来プノンペン近郊の避暑地として発展が期待できる場所です。ただし、私が訪れた時は快晴の日中で、気温30℃まで上がっており、涼しくはなかったですが。(ちなみに低地はこの日35℃まで、気温が上がりました。)
9月15日(火)に関税局主催の「経済特区特別通関手続き」セミナーが同局会議室で開かれました。経済特区開発業者、投資企業が招待され、多くの税関職員も出席し、関税局が現在着手している経済特区の通関手続きの改革政策を具体的に説明してくれました。
最初にペン・シマン関税局長(Dr. Pen Siman, Delegate of the Royal Government of Cambodia)から開会の挨拶があり、その後、ペン・サマアディレクター(Dr. Pen Sam Ath, Director of Legal Affairs, Audit and Public Relation Dept., Customs & Excise General Dept.)から具体的な改革政策の説明が行われました。なお、このお二人は、兄弟です。
特筆すべき点は、今まで免税措置で輸入する建設資材や生産機械、原材料はマスターリストを作成し、事前に承認を得る必要があったのですが、急な変更や追加があった場合、経済特区に常駐する税関責任者の裁量で、リストに載っていなくてもとりあえず通関手続きを行い、事後でマスターリストを訂正提出することが出来るようにする、ということです。これにより輸入時の融通度合いが飛躍的に高まり、よりスピーディな輸入手続きが可能となります。
ペン・サマアディレクターの「経済特区を、カンボジアへの投資を促進するために、特別にする!というスピリットのもと、我々は改革を続ける。」という強い意思表明には、素直に感動すらおぼえました。また、3ヶ月前に新設されたばかりの経済特区を管轄する部署の責任者、キム・ヌオンディレクター(Director of Office in charge of Dept. of Free Zone Management)が最後に、「今まで色々といたらない点があったとすれば、お詫びします。これからは、積極的に民間企業と情報交換、意見交換の場を持ち、何か問題が発生すれば直接顔を突き合わせて解決していきましょう。」と、サービス精神あふれる挨拶を行い、これまた関心してしまいました。
正直、昨年まで私は、カンボジアの税関と言えば、投資企業の輸入時にああだこうだ難癖つけて、貨物を港で止め、ワイロを要求してくる諸悪の根源だ、と思っていたのですが、今年に入って劇的に改善し続けています。まず、職員の態度がこちらが拍子抜けするほど低姿勢になり、フレンドリーです。顔なじみの職員は皆、笑顔で握手してくれます。もはや某投資受入機関より、好感度だんぜん高いです。さらに、精力的に改革のための省令を発布し、法的制度的基盤の整備も進めています。
関税が国家税収の約7割を占めると言われるカンボジア、政府内で絶大な実権を持ち、フンセン首相の重要な政権基盤とも言われる関税局、ここがこのまま変って行けば、カンボジアの投資環境は飛躍的に改善して行くと思います。
ちょっとほめすぎて、読者の方々は「ホントかよ?」と思われるかもしれませんが、もしカンボジアに来られる機会があれば、税関職員をいつでもご紹介いたします。
関税局との連携に関しては、下記ページをご参照ください。
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/41/
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/64/
カンボジア関税局のウェブサイトもお訪ね下さい。(こちらも日に日に改善しています。)
http://www.customs.gov.kh/
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上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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