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6月26日(金)には、JETRO主催の「カンボジア物流ワークショップ」が行われました。プノンペンはバンコクとホーチミンを結ぶ南部東西回廊の中心に位置しており、メコン地域の物流ネットワーク構築の際、重要な都市の一つとなり得ます。カンボジアの物流業界からも数多く参加者がありました。これからも日本の政府関係機関主導のセミナーが、カンボジアで継続的に行われることを期待しています。

DSC01829_b.jpgセミナーでのJETRO林理事長のご挨拶の後、理事長始めJETRO職員の方々が、PPSEZにわざわざ視察に来られました。日本の製造業をカンボジアに誘致する際、PPSEZを現状最有力候補地と評価いただいているようで、今までJETROには、職員の方々の視察だけでなく、投資セミナーでのプレゼン機会を与えていただくなど、大変お世話になっています。








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今回は、物流セミナーを主催されたことから、PPSEZ内の物流拠点となるドライポートを中心に視察されました。このドライポートは、シンガポールの物流専門会社、Bok Seng Groupが運営しています。ドライポートの最大の利点は、敷地内で通関手続きが出来るため、港や国境では書類の確認だけですむことです。さらにここのドライポートは、PPSEZ外の輸出品も受け入れており、プノンペン周辺で生産されたアメリカやEU向けのアディダスやナイキ等海外ブランド品の荷物も、ここでコンテナに積み込み、主にシハヌークヴィル港から輸出されています。
このように、カンボジアの物流事情も日に日に進歩しています。
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6月25日(木)には、カンボジア経済特区協会(Cambodia SEZ Association)の設立に向けて、複数の関心あるSEZ開発業者との会合を持ちました。現在、カンボジア政府は21ヶ所のSEZ開発許認可を出していますが、実際インフラを整備して稼動させているSEZは、非常に限られています。今回参加した開発業者は、PPSEZの他、べトナム国境沿いで台湾資本が開発運営するマンハッタンSEZ、JICAが融資をしているシハヌークヴィル港SEZ、PPSEZを開発運営するリム女史が開発を進めているスタン・ハブSEZの4社のみでした。
他のSEZにも積極的な参加を促し、協力して投資の促進を行っていくことを話し合いました。また、様々な課題を共有し、組織的に政府と連携して、投資環境の改善を推し進めていくことも確認しました。
なお、この協会の設立の準備には、世界銀行の民間事業促進機関、国際金融公社(International Finance Corporation)が、サポートしてくれています。



6月24日(水)付のプノンペン・ポスト紙に、PPSEZに関する記事が載りました。下記、ウェブアドレスからアクセスして、お読み下さい。

http://www.phnompenhpost.com/index.php/2009062426686/Business/PPSEZ-first-phase-70pc-occupied-manager.html



先月、台湾に拠点のある靴底を製造する会社と、1.2haの土地を99年リースする仮契約を結びました。
現在、CDC(カンボジア開発評議会)への投資申請を準備しています。
社長さんの話しによると、中国の広東省広州市とヴェトナムのホーチミン市に既に工場があり、カンボジアは納入している靴メーカーのカンボジア進出にともなって来ることになった、とのことです。おもにスポーツシューズの靴底をつくっているとのことで、西洋ブランドだけでなく、ミズノやアシックスとも取り引きがあるとのことで、「品質はまかせておいてくれ。」と言われていました。
この社長さん、野球好きのようで、「イチローはナンバーワンだ!松坂もWBCでよくやった。」とほめまくっていました。台湾企業は総じて親日的なので、良質な台湾企業には是非PPSEZに進出してもらうよう、積極的にマーケティングをしていくつもりです。
PPSEZには、既に日本の革靴メーカー、タイガーウィング社が操業をしており、この会社のような裾野産業を誘致出来たことは、また一つの前進だと思います。



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カンボジア政府の投資受入れ窓口として、カンボジア開発評議会(Council for the Development of Cambodia, CDC)という政府機関があります。新規投資プロジェクトを審査し、輸入税の免除等優遇税制措置を付与する機能を持っています。このCDCにカンボジア経済特区委員会(Cambodian Special Economic Zone Board)があり、経済特区への工場誘致のために、PPSEZも常に連携しています。
私自身も必要に応じて、チア・ブッティ(Chea Vuthy)副事務総長やソク・チェンダ(Sok Chenda)事務総長と会合を重ねています。率直に色々と意見交換できる関係の構築に努めています。
また、JICAの専門家も日本からの投資促進のために常駐しており、日本企業からの問い合わせにも対応出来るようになっています。
なお、この厳かな雰囲気の建物は、以前国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の本部として使われた歴史があり、「明石康さんも、ここで奮闘されていたんだなあ。」と思いを巡らせることが出来ます。




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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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