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株式会社丸三金属(現地法人名Marusan Plastic Phnom Penh Co., Ltd.)が、PPSEZに進出します。
愛知県安城市に本社をおく同社は、自動車部品等金属加工、プラスチック成形を手がけている会社です。
カンボジアでは、次の画像にあるインパネ部品とをホイール部のエンブレム等を順次生産予定していく予定です。

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e41a5520.jpegまずは左画像のように、エアコンスイッチの生産から始めます。








1621d94a.jpeg次のステップでは、メッキ加工ではない特殊技術による成形品を生産する計画です。






自動車部品産業は、既にスミ・カンボジア社(住友電装)が操業を開始していますが、このようなプラスチック加工をともなう工場が、カンボジアへ進出を決めたことは、カンボジアの産業発展にとって革命的なことだと言えます。
同社は、自動車産業ピラミッドのいわゆる「ティア2」に該当しますが、昨今、多くの自動車産業がインドネシアやタイに向かう中、「よくぞカンボジアに進出を決めていただいた!」と最大の敬意をもって歓迎いたします。

丸三金属社のPPSEZへの進出は、今後カンボジアが、タイに集積している自動車産業を補完するような形で、発展して行くことを予感させてくれる出来事です。

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6月27日(水)から29日(金)まで、皇太子殿下が初めてカンボジア王国へ来訪されました。
ご滞在中、プノンペン市内数か所で、日の丸がカンボジア国旗とともに高らかに舞いました。
私の記憶の中では、この5年余りの滞在で初めての光景ではないでしょうか。現地で働く日本人の私にとっては、素直に誇らしく思えた瞬間でした。
今回の皇太子殿下のご来訪により、両国の関係がさらに深まることでしょう。

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画像の撮影場所は、左からプノンペン空港来賓用ゲート、独立記念塔付近、プノンペン中心部に入る立体交差点です。雨期に入ったにもかかわらず、この日は皇太子殿下のご来訪を歓迎するかのように、晴天でした。

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既に新聞報道もあったとおり、6月14日(木)に住友商事と販売提携契約を締結しました。ご存じの方も多いと思いますが、住友商事は海外工業団地部を有し、日本企業の中で、海外でもっとも積極的に工業団地の開発と運営を行っています。今回、販売提携をしたことにより、PPSEZは、広範なネットワークと組織的販売力を獲得したことになり、日本の製造業の誘致をより積極的に行っていきたいと考えています。
PPSEZの工業地区は、販売可能面積約200haのうち残り70ha程となりましたが、住友商事との販売提携により、将来の拡張や新たな経済特区の開発も視野に入れることが、より具体的に可能となると思います。

住友商事のプレスリリースは次のウェブサイトをご覧下さい。
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/2012/20120615_130001.html

また同社の海外工業団地事業については、次のウェブサイトをご覧下さい。
http://www.sumitomocorp.co.jp/indpark/index.html

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5月16日(水)に、スミ・カンボジア社(Sumi Cambodia Wiring Systems Co., Ltd.)の開所式が、黒木日本国大使、ソクチェンダ首相補佐特命大臣の列席の下、行われました。ソクチェンダ大臣が祝辞の中で、カンボジア人の工員に向かって「あななたちは、これから新たな企業が視察に来る時に、彼らが最初に出会うカンボジア人になるかもしれません。言わばあななたちがカンボジアの顔となるのです。どうか良い仕事が出来るよう努力を惜しまないでほしい。」と訴えてみえたことが印象に残りました。これからカンボジアが経済発展を続けていくために、人材が大きな鍵になると考えてみえるのでしょう。

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式典の後、工場内を見学させていただきました。う~ん、このように何十本もある電線を束ねてつくる少なくとも私には複雑に見えるワイヤーハーネスの生産を、いくら綿密な研修とマニュアルがあるとはいえカンボジア人がやっていることは、5年前からのカンボジアを知る私にとっては、非常に感慨深いものです。これからみなさんが買う車のワイヤーハーネスは、「Made in Cambodia」かもしれません。

DSC05650_b.jpg夜のレセプションの一コマです。演出がとても凝っていて、いつも見ているアプサラダンスも、さながら宇宙空間から舞い降りてきた天女のようでした。







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5月1日(月)に日本政府が円借款で支援するシハヌークヴィル港経済特区(SPSEZ)の落成式が、日本政府からの来賓と、フンセン首相始めカンボジア政府の閣僚も多数参加し、盛大に行われました。画像は、完成した入口と道路の様子です。既に発表されている通り(下記ウェブサイトを参照下さい)、王子製紙のカンボジア法人が進出を決定しています。
http://www.ojipaper.co.jp/release/cgi-bin/back_num.pl5?sele=20120228120421&page_view_selected_=1

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フンセン首相の演説は、毎度のごとく1時間以上にもおよびましたが、今回の演説では、「外国投資の順調な増加により、国内で雇用機会が増えてきている。ひいてはタイに危険を冒して非合法で働きに行くよりは、国内で就労するよう国民に呼びかけたい。タイでは給料は高いかもしれないが、生活コストも高い。国内で家族といっしょに暮らしながら、働くようにしようではないか。」というようなことを話されていたことが、印象に残りました。これは最近、タイの警察に追われたカンボジア人が10名、交通事故で亡くなったことや、日本企業から人材の安定確保の要望が、カンボジア政府に出されていたことを受けての発言だと思われます。

SPSEZは、カンボジア随一の深海港に隣接していることが、最大の利点だと思います。個人的には、日本国民の税金を使って出来た経済特区なので、もはや日本のライバルといえる中国や韓国からの企業ではなく、日本からの進出企業でいっぱいになってほしいと思っています。特にシンガポールやマレーシアに生産拠点もしくは納入先があり、労働集約的な生産品目や工程がある企業様は、御一考の価値あり、と考えています。

おまけ情報
aeae9bfe.jpegシハヌークヴィルの街中に「Cafe Sushi」という日本食レストランがあり、式典の前日に夕食を食べに行ったところ、さすが海辺の町、刺身や寿司が期待以上においしく、思わず式典が終わった後の昼食も足を運び、いくら丼をいただきました。カンボジアでいくら丼に出会えるなんて...と感無量になりました。他に、かつ丼やカレーライス、麺類もあり、メニューも豊富です。店員のサービスも、日本人シェフのしつけが良いのでしょう、テキパキしていて好感が持てました。
シハヌークヴィルに行かれる機会があれば、お勧めのレストランです。
食べるのに夢中になり、写真をとり忘れたので、次のウェブサイトをご参考にどうぞ。
http://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g325573-d1735855-Reviews-Cafe_Sushi-Sihanoukville.html


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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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