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新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
(ちなみに、カンボジアは伝統的なクメール正月は4月中旬にあり、華僑の人たちは2月の春節を祝うので、1月1日は、「国際新年の日」として祝日にはなりますが、他は通常勤務日です。)
昨年は、この「プノンペン経済特区」のブログを「PPSEZ広報」として、匿名で運営してきましたが、今年から私自身の名前を公表させていただくことにいたします。私は、プノンペン経済特区社の上松裕士(ウエマツヒロシ)と申します。取締役の一員として、マネージングディレクターをさせていただいています。カンボジアには、2007年2月にPPSEZを開発運営していく要員として、日本の不動産デべロッパー、株式会社ゼファーから派遣されました。それから約3年、色々なことがありましたが、みなさまからご指導とご支援をいただきながら、2010年を迎えることが出来ました。「石の上にも三年」今年が勝負の年です。あらためて、よろしくお願い申し上げます。

次のウェブサイトに、私のインタビュー記事を載せていただいています。よろしければ、ご一読下さい。
http://vietnam.asianavi-jas.com/

また、1月4日(月) のワールドビジネスサテライト(TV東京、夜11時)で、カンボジア特集が放送される予定です。あのWBSで、カンボジアの経済特集が!「特集は日本の次なる成長シナリオを探る『新しい日本』。2回シリーズの第1夜は急成長するカンボジアを舞台にした日中韓の覇権争いを取材。」とのこと、必見です!!
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
 
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プノンペン経済特区のブログを始めて、早いもので一年がたちました。この一年でのアクセス数は、5千4百件以上となりました。この数字が多いのか少ないのか判別は難しいところですが、少なくともカンボジアの経済情報に関する関心が高まってきている実感は持てました。
今年のカンボジア経済を天気で表すと「雷雨のち曇り」で、ようやく薄日が雲の合間からさしてきた感じでしょうか。前半は、世界同時不況のあおりを受けて新規の投資活動がピタリと止まった状態でした。「この一年どう乗りきるか?資金繰りはどうするか?」と、今まで経験したことのない試練の時でした。しかし、後半になると、味の素はじめ入居企業が少しずつ決まり、日本だけでなく各国からの来訪者も急激に増え、さらにはJETRO事務所の開設も決まり、来年につなげるための布石が整ったと言えると思います。
来年は、一日も早く雲を追い払い、快晴の日が来るように努力を続けて行きたいと思っています。
ご愛読者のみなさま、この一年間、大変ありがとうございました。みなさまからのアクセス数を励みに続けて来れました。来年は、より充実した情報を発信できるようにがんばります。良いお年をお迎え下さい。

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先日、ヴェトナムのホーチミンシティに1泊2日で出張に行ってきました。行きは飛行機を使いました。プロペラ機とジェット機の便があり、今回は運良くジェット機に乗れました。(プロペラ機は、気分的にちょっとこわい...)飛行時間はわずか25分で、離陸して水平飛行に入ったとたんに下降を始めるので、食事を出すひまもありません。申し訳程度に、ソフトドリンクをコップ一杯だけサービスしてくれます。文字通り、あっという間のフライトです。ちなみに運賃は今回、$95でした。

帰りは、「南部東西回廊」の発展ぶりをアップデイトするために、バスで帰りました。バスは、何社ものカンボジアとヴェトナムの会社が一日何便も運行しており、気軽にチケットを買えます。今回利用したメコンエクスプレスはカンボジアのバス会社で、片道$12です。この会社、かつて戦乱を逃れて日本に渡った方が経営しており、日本のサービスを取り入れているためか、すごくサービスが良いです。社内で、おしぼりやミネラルウォーター、パンがもらえます。車掌さんが、「一生懸命サービスに努めさせていただきますが、もしいたらない点がございましたら、建設的なご意見をちょうだいできれば、と思います。」とマイクで話していたのが、印象に残っています。また、カンボジアとヴェトナムとの間では、越境交通協定に基づいて双方の国のバスが、当たり前のように乗り入れしていますので、国境では、バスを乗り換える必要がありません。

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画像のように、バスを降り荷物といっしょにヴェトナムからの出国審査をします。建物は、ヴェトナムの出入国管理局です。

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ヴェトナムの出国手続きが終わったら、今度はカンボジアの入国審査です。こちら側では、荷物検査が省かれバスに預けたままで大丈夫です。この一連のプロセスに30分位はかかりますが、車掌さんの案内のもとスムーズに出来ます。カンボジアに入ると、そこはカジノの町バベットです。現在は、カンボジア人はカジノで遊ぶことが禁止されているので、ヴェトナム人はじめ、中国人、韓国人目当てのカジノが立ち並んでいます。なお、バベットには、台湾資本のマンハッタン経済特区と日系の紳士服メーカーが操業を始めたタイセン経済特区があります。

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このプノンペン~ホーチミン間の道は、日本の援助などで良く整備されているのですが、物流の面で唯一難点は、途中に流れるメコン川にまだ橋がかかっていないことです。画像のように車ごとフェリーに乗り、15分ほどかけて対岸に渡る必要があります。平日は、せいぜい10~20分の待ち時間ですみますが、お盆などの帰省ラッシュに重なると、平気で一時間以上、待つことになるそうです。まあ、船でメコン川をゆっくり渡るのも、風情があって個人的には好きなのですが、物流効率という面では、あきらかに橋の早期建設が期待されます。なお、この橋の建設は日本のODA案件となっています。
午後1時にホーチンミンシティを出発して、午後7時にプノンペンに到着したので、ちょうど6時間の旅でした。
 
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今年の展示会では、JETROの支援により日本企業のブースもかつてないほど充実していました。PPSEZに進出を決めた味の素を始め、グリコのポッキー、キリンビバレッジ、アサヒビール、ミツカンなどの大手企業も出展していました。日本企業は、販売目的というより宣伝と試食試飲によるマーケティング調査目的といった様子でした。

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味の素は、PPSEZに来年工場を稼動させることも、しっかりアピールされていました。同時にPPSEZの宣伝にもなるので、本当にありがたく思います。


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異色なところでは、名古屋大学が何年もかけてカンボジアの地場焼酎を商品化する取り組みを支援しており、今年商品化された焼酎の試飲を来場者に勧め、一生懸命顧客の反応調査をしていました。博士課程の学生さんが「これから販路を開拓し、カンボジアの人たちが自活して行けるよう、利益の出る事業にして行きたい。」と熱く語られていました。

この展示会は、全体的に昨年より活況の様子で、展示品のバラエティも増えて来場者も多かったのではないかと思います。こうして様々な人々の地道な取り組みによって、カンボジアもこれから発展して行きそうだ、と肌で感じることが出来た展示会だったと思います。
 
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12月17日(木)に昨年発効された日・カンボジア投資協定に基づき第二回日・カンボジア官民合同会議が行われました。8月に一回目が行われ、今後もカンボジアの投資環境を改善していくため継続的に行われます。日本側は、黒木大使を筆頭に大使館、JICA、JETROの公的機関と日本人商工会が出席し、カンボジア側はソク・チェンダ開発評議会事務総長(兼首相補佐特命大臣)を筆頭に各省庁の代表者が出席しました。
一回目の会合は、英語を共通言語で使い、ぎこちない感じで議論がかみ合わなかった印象がありました。一方今回の会合は、JICA専門家の方の通訳により双方母国語を使い、黒木大使の論点を鋭くつく議論の進め方により、なおかつ双方終始友好的な雰囲気の中、とても有意義な内容となったと思います。失礼な申し上げ方ですが、「さすが日本の外交官!」と感銘を受けました。
なんと言っても、カンボジアでは「日本政府」の存在は大きいものがあるので、PPSEZとしても投資促進を進めていくために、このような交渉機会も最大限連携させていただき、日本企業が安心して投資活動を出来るように貢献していきたいと考えています。
第一回目の会合については、外務省の次のプレスリリースをご参照下さい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/21/8/1194706_1104.html
 
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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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