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昨年の10月に着工した味の素の工場がもうすぐ竣工します。現在、生産機械を設置中で今月末から日本人の社長さん始めスタッフの方々が、プノンペン市内の借事務所から引っ越してくるとのことです。
まずはうまみ調味料の「味の素」をまとめて輸入し、プラスチックの袋にパッキングする作業を行い、カンボジア国内市場で販売します。既に「味の素」は長年タイからの輸入品が販売されており、庶民の間でも人気の高い商品になっていますので、工場も24時間体制で稼動させる計画です。
右の画像は、5月21日(金)に訪問いただいたJETROの御一行が、味の素さんから説明を受けている様子です。

味の素の工場については、次のページもご覧下さい。
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/95/

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東京から進出されてきた靴メーカー、クリーン・サークル社が、本格生産に入りました。タイガーウイング社と同じ婦人用革靴ですが、この工場ではオフィスで履けるフォーマルな靴を生産されています。画像のように、男の工員さんも多く、立ったまま作業をしています。

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完成した靴やブーツが、きれいに並べられています。日本では福島に工場があり、そこから日本人の職人さんが数名派遣されてきて、カンボジア人の工員さんに指導しながら、一足ずつ丁寧に仕上げている様子です。

DSC03092_b.jpg左の画像のように、玄翁(金づち)など工具類が、きれいにそろえられており、モノづくりは道具から大切にする日本の職人気質を垣間見ることができ、思わず画像におさめました。この工場から将来、カンボジアの靴づくりを引っ張る優秀なカンボジア人の職人が育ってくれることを願っています。
また日本式の教育が浸透しており、工員さんが笑顔でお辞儀をしながら、「お疲れ様です!」と声をかけてくれ、とてもさわやかな気分になりました。

クリーンサークル社については、次のページもご覧下さい。
http://ppsez.blog.shinobi.jp/Entry/133/



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そのタイガーウイング工場で、4月11日(日)にクメール正月を祝うパーティーがありました。工員さんとその家族、地元の村長さんたちが集まり、異様な盛り上がりを見せていました。
振り返れば、PPSEZ第1号工場として同社が工場を立ち上げたのは、2008年8月。最初の頃は、労使間のギクシャクした問題が起こって坂本社長さんの顔つきも険しかったのですが、今では、工員さんの真ん中に立って、いっしょに踊りはしゃぐほど、濃厚な関係を築き上げているようです。
タイガーウイング社のこれからの益々の発展が期待出来そうな、パーティーでした。
ちなみにカンボジアの正月は4月中旬にあり、これはタイ、ラオス、ミャンマーと同じです。ヴェトナムに行くと2月となり、中国の影響があらわれます。
 
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先週久しぶりにタイガーウイング社の工場にお邪魔したら、工員さんみな、黄色の上着を来て作業をしていたので、びっくりしました。指導に見えている日本人の職人さんに「これでやっとしゃっきっとして、工場らしくなりました。」と笑顔で説明していただきました。リーダー格の工員さんには深緑色の上着を与え、一目で区別出来るようにし、また工員さんには「がんばれば、リーダーに昇格出来て、給料も上がる」というモチベーションづくり、というねらいもあるとのことです。

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先日、台湾資本の縫製工場向けプラスチックハンガーをつくる工場にお邪魔してきました。今までプノンペン市内で操業されてきましたが、今回PPSEZに引っ越ししてきました。工場の中は、持ち込まれた生産機械や在庫品であふれており、まだ整理がついていません。

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この工場、てっきりハンガーだけを作るのかと思っていたら、社長さんが「弊社はプラスチックの包装資材も作れますので、日本企業さんにも是非ご紹介下さい。」と、はりきって画像のような機械も見せてくれました。よく見るとペットボトルに巻きつける製品名を表示するプラスチックを作る機械のようです。他にもインスタントヌードルの包装資材や、クリアファイルのようなものも作れるとのことです。
今までカンボジアでは、プラスチック製品=輸入品、と思っていたので、「なんだ、えらく身近なところに便利な工場が出来るんや。」と想定外の発見です。もう少し落ち着いたら、具体的にどういう製品が作れるか、詳しくヒアリングしてみたいと考えています。

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社長さん、「ちょっと良いものをお見せしますから。」と工場に隣接する建物の3階に案内してくれると、なんとカラオケルームがありました。「今度お見えになるまでに日本語の曲も用意しておきますから、いっしょに歌いましょう。」と完全な接待モードに入ってしまいました。さらに窓越しには、建造中の中華式庭園が...。「パーティー用のステージもプールも作りますから、完成したらご招待しますよ。」つまり社長さん自ら、この建物の中で生活するつもりで、自分やスタッフが楽しめる娯楽施設もつくってしまおうというわけです。
こうして、いとも簡単に現地に根を下ろして商売をしようとする、華僑のたくましさを実感した日でした。

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プロフィール
HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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