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PPSEZでは、「地域と一体になって開発して行こう」というモットーのもと、2009年からささやかな社会貢献活動を、近隣の村落に対して行っています。昨年は、入居企業が増えてスタッフ皆忙しかったこともあり、私は「まあ1年くらい休んでもいいか、義務じゃないし。」と放っていたら、12月に入ってスタッフから「上松さん、もう12月だから今年も何か社会貢献活動やりましょう!」と声が自発的に上がり、短期間で準備し、見事にやり遂げてくれました。



近くにある学校の施設はどこも十分とは言えません。今回は、ひとつの小学校に的を絞り、入口の門をつくったり、トイレの手洗い場をつくったり、井戸も掘ったりしました。画像はPPSEZのスタッフが仕事の合間を利用して、せっせと工事にはげんでいる様子です。PPSEZのインフラをつくり運営しているスタッフにとっては、このような仕事はお手の物です。井戸から水が出始めたら、早速子供たちがバケツに水を汲んで、植木に水をあげていました。

ブランコや鉄棒もつくったら、早速子供たちははしゃいでいます。ブランコと鉄棒のペンキにPPSEZのコーポレートカラーを使うあたり、うちのスタッフもなかなかしたたかなことを考えるな、と思いました。また私も、日頃の運動不足の解消にと、土方仕事を申し訳程度に手伝いました。
開発が進むPPSEZも一歩外に出れば、のどかな田園風景です。この牛たち、PPSEZの未開発用地の草刈りをしてくれています。


12月29日(木)の引き渡し式には、先生だけでなく生徒も集まり、記念撮影をしました。PPSEZ特製ノートを子供たちが使い、「一所懸命勉強して、将来PPSEZの会社で働きたいなあ。」と夢を持ってもらえれば、うれしいです。

校長先生にも率先して手伝っていただき、カンボジア国旗掲揚場もつくり、さんぜんとカンボジア国旗が掲げられました。
仏教の施しの教えからなのか、CSRとか今風の言葉を使う以前に、PPSEZのスタッフは、こうした社会貢献活動には、非常に熱心で、私が口出ししなくても計画通り終わったのでした。この国の将来は明るいと、とても頼もしく思えた経験でした。
近くにある学校の施設はどこも十分とは言えません。今回は、ひとつの小学校に的を絞り、入口の門をつくったり、トイレの手洗い場をつくったり、井戸も掘ったりしました。画像はPPSEZのスタッフが仕事の合間を利用して、せっせと工事にはげんでいる様子です。PPSEZのインフラをつくり運営しているスタッフにとっては、このような仕事はお手の物です。井戸から水が出始めたら、早速子供たちがバケツに水を汲んで、植木に水をあげていました。
12月29日(木)の引き渡し式には、先生だけでなく生徒も集まり、記念撮影をしました。PPSEZ特製ノートを子供たちが使い、「一所懸命勉強して、将来PPSEZの会社で働きたいなあ。」と夢を持ってもらえれば、うれしいです。
仏教の施しの教えからなのか、CSRとか今風の言葉を使う以前に、PPSEZのスタッフは、こうした社会貢献活動には、非常に熱心で、私が口出ししなくても計画通り終わったのでした。この国の将来は明るいと、とても頼もしく思えた経験でした。

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明日の春節を前に、PPSEZでも1月19日(金)に事務所でお祝いをしました。カンボジア華僑の会長、リム・チホー女史自らお供え物を用意し、スタッフ全員で線香をあげました。カンボジアで生活していると新年を3回迎えることになります。まずは新暦の新年、日本人にとってはこれが新年です。次に中国の春節、今週は華僑系のスタッフはお休みです。最後に4月中旬に迎えるクメール正月。ちなみにタイやラオス、ミャンマーでも同時期に正月となります。水をかけ合う習わしもいっしょです。
金色のレクサスとレンジローバーもいっしょにお供えされました。このへん、日本と違って即物的な感じがします。なお、毎年、リム会長や華僑系のマネージャーから、日本のお年玉にあたる「紅包(ホンバオ)」がもらえるせいか、クメール系のスタッフも積極的にお祝いに参加します。
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
進出してこられる日系企業の方々と話しをしていて、時々思うことは、「やはり日本の強みは『ものづくりの精神』だろう。」ということです。「ものづくりの精神」ということで、私がいつも心の指標にしているのは、私の前職の飛騨高山にあるオークヴィレッジの職人たちと、その仕事をとおして出会った野球バット職人、久保田五十一さんです。
オークヴィレッジの活動と久保田五十一さんについては、次のウェブサイトをご覧いただけますでしょうか。オークヴィレッジは、「100年かかって育った木を100年使えるモノに」を合言葉に、日本伝統の匠の技を、現代の生活に受け入れられる作品づくりに愚直なまでに生かし続けている木工会社です。また、久保田さんの紹介は、野球好きで「ものづくり」をされている方には、とても興味深い内容で、特に「名人と落合博満」のコラムは、日本の職人の美学の塊のような話しです。
http://oakv.co.jp/aboutov/craftsmanship.html
http://www.mizunoballpark.com/takumi/column/past/kubota01/index03.html#bat01_07
ちなみに久保田さんとの出会いがきっかけで、ミズノとのコラボ製品も生まれ、その売り上げの一部をバットの材料になるアオダモの植樹に生かす活動も続けています。
http://www.mizunoballpark.com/special_reporty/tree_planting2010/index.html
つくっているものは、木工品やバットとは違いますが、日本の「ものづくり」の根底に流れている精神は、どのようなハイテク製品になろうと同じだと思います。PPSEZに入居していただける日系企業の皆様と、カンボジアの人たちにも「ものづくりの精神」を紹介し、様々な「Made in Cambodia」の製品が、世界市場に認知されていくことを目標に、努力して行きたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
進出してこられる日系企業の方々と話しをしていて、時々思うことは、「やはり日本の強みは『ものづくりの精神』だろう。」ということです。「ものづくりの精神」ということで、私がいつも心の指標にしているのは、私の前職の飛騨高山にあるオークヴィレッジの職人たちと、その仕事をとおして出会った野球バット職人、久保田五十一さんです。
オークヴィレッジの活動と久保田五十一さんについては、次のウェブサイトをご覧いただけますでしょうか。オークヴィレッジは、「100年かかって育った木を100年使えるモノに」を合言葉に、日本伝統の匠の技を、現代の生活に受け入れられる作品づくりに愚直なまでに生かし続けている木工会社です。また、久保田さんの紹介は、野球好きで「ものづくり」をされている方には、とても興味深い内容で、特に「名人と落合博満」のコラムは、日本の職人の美学の塊のような話しです。
http://oakv.co.jp/aboutov/craftsmanship.html
http://www.mizunoballpark.com/takumi/column/past/kubota01/index03.html#bat01_07
ちなみに久保田さんとの出会いがきっかけで、ミズノとのコラボ製品も生まれ、その売り上げの一部をバットの材料になるアオダモの植樹に生かす活動も続けています。
http://www.mizunoballpark.com/special_reporty/tree_planting2010/index.html
つくっているものは、木工品やバットとは違いますが、日本の「ものづくり」の根底に流れている精神は、どのようなハイテク製品になろうと同じだと思います。PPSEZに入居していただける日系企業の皆様と、カンボジアの人たちにも「ものづくりの精神」を紹介し、様々な「Made in Cambodia」の製品が、世界市場に認知されていくことを目標に、努力して行きたいと思っています。

早いもので、2011年が終わろうとしています。今年は、カンボジアに日系企業の進出が飛躍的に増えた年でした。PPSEZにも今年10社の日系製造業が進出を決定し、昨年末まで3年以上苦労して誘致出来た数を、1年で達成したことになります。
画像左は、ブランド品の化粧箱を生産する日系工場が竣工間近です。すぐお隣には、財布、名刺入れなどの高級革製品を生産する日系工場が、竣工しました。和風の事務所棟が目を引きます。ともにカンボジアの建設会社の施工で、日本の中小企業のニーズに答えてくれています。
別の現場では、自動車用ワイヤーハーネスを生産するスミ・カンボジア(住友電装)工場の躯体工事が、進んでいます。さすが日本を代表するゼネコン、大成建設の工事だけあって、カンボジアではめったにお目にかかれないスチールパイプ製の足場が使われています。さらに驚いたのは、建設労働者全員がヘルメットはもちろん安全ジャケット、高所作業者は、安全ベルトを着用しており、一瞬「ここは日本の現場か?」と錯覚するほどの、「SAFETY FIRST」な工事現場です。
一方、携帯電話やデジタルカメラに使われる日系ワイヤーハーネス工場が、竣工間近です。
さらには、スマートフォン用のイヤホンを生産する日本と韓国の合弁会社が、レンタル工場に入居することが決まっており、建屋の建設が進んでいます。ミネベアの自社工場に続いて、これらの工場が来年前半には順次稼働し始めると、今まで縫製、製靴が主体だったカンボジアの製造業は、産業の多角化に向けた動きを加速化していくことになるでしょう。
来年も日系製造業のカンボジアへの進出は、増えることと思われますが、PPSEZの誘致活動に関しては、次の4点(順不同)が重要課題だと理解しています。
1.カメラ、プリンター、家電等のセットメーカーの誘致
2.自動車産業を核とする部品産業の誘致
3.食品加工産業の誘致
4.付加価値のより高い縫製、製靴産業の誘致
5.欧米先進諸国からの製造業の誘致
また、今までの経験と実績をもとに、新たな事業展開に着手するタイミングに来ていると理解し、PPSEZ内でのクリニック、ビジネスホテル、スポーツクラブなどの新規事業にも着手していきたいと考えています。
本年は、進出を決めていただいた企業の皆様を始め、本当に数多くの方々にPPSEZにご来訪いただき感謝しております。来年も引き続き、ご指導ご鞭撻の程、お願い申し上げます。

12月17日(土)にミネベアカンボジア工場の開所式が盛大に行われました。今年の4月からレンタル工場で、小規模生産を開始されていましたが、5月24日(火)に自社工場を着工してから、予定通りわずか7ヶ月で竣工です。さすが、日本のゼネコン(佐藤工業)の仕事です。
式典には、フンセン首相を始め多くの閣僚が出席しました。会場には近隣の住民も招待され、4,000人もの人たちで埋まりました。フンセン首相の演説は、同時通訳のおかげで内容が理解できたのですが、実に感動的なものでした。
来賓として出席されていた牧野経産省副大臣に向かって、「日本は、大地震と津波で困難な状況にあるにもかかわらず、カンボジアの洪水被害に対して、支援の手を差し伸べてくれた。これは、両国が真の友人であることの証だ。」
またタイ政府からの来賓に向かっても「ミネベアは、タイの洪水から逃れるためにカンボジアに来たのではない。ミネベアは、タイでも新たな投資をし、そしてカンボジアにも投資をした。これは両国の発展に寄与するものだ。この点を明確にしておきたい。」
さらには「ミネベアのカンボジアでの成功が、カンボジアの成功につながる。ミネベアが何か困ったことがあれば、経済財務大臣で解決できなければ、自分自身で解決させるつもりだ。税関もよく心しておきなさい。汚職防止委員会も出来たことだしな。」
この時は、会場から拍手がわき上がり、思わず私も割れんばかりの拍手をしてしまいました。
フンセン首相の演説は、人の心をつかむ魅力があります。なぜ長期政権でかつ根強い人気を維持し続けられているのか、その理由を垣間見れた気がしました。
全長400m(幅70m)の新工場、まあ長い建物です。プノンペンに来られる際、南西ルートからの着陸の場合、座席Aの窓側から、眼下に工場を見ることが出来ます。一度、お試し下さい。
この日から「Passion to Exceed Presicion」と新しいスローガンをつけたロゴに新調、正面玄関のライトアップされたロゴは、カッコよいです。
詳細は、次のミネベア社のプレスリリースをご覧下さい。
http://www.minebea.co.jp/press/2011/1186483_4117.html

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HN:
上松裕士 (h_uematsu@ppsez.com)
性別:
男性
自己紹介:
2006年8月からプロジェクトが始まりました。総面積360ha(東京ドーム約77個分)、第一期141haは、既にインフラ工事が完了し、順次入居企業が工場建設、操業を始めています。
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